かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

投資を始める

インデックス投資なら米国ETFは不要

日本では給料がちっとも上がらない。それに比べて欧米やアジアでは給与がどんどん上がって経済も日本よりはるかにまし。このままだと円の価値がどんどん下がっていってしまう。だったらドル建ての投資資産を持っていた方がいいのじゃないか。などとご心配な…

取得価額の呪縛

本多静六さんが「私の財産告白」で紹介していますが、株を買う。値が倍まで上がったところで半分売る。残り半分はタダで手に入れたものと考えて気にしない。 というのがありますが、そうそう手持ちの株が倍になるわけではありませんよね。配当ではなく、投資…

iDeCoは人を選ぶ

つみたて投資をする口座として、よく言われる順番は、 iDeCo→つみたてNISA→特定口座 でしょうね。 でもそうとは言い切れない。 私見ですが、iDeCoはざっと検討してちょっとでもためらいがあればつみたてNISA口座を選択しましょう。ためらいのポイントを説明…

つみたて投資家人生の四段階

“つみたて投資家人生四段階説”、私が勝手に考えた説です。 相続・贈与・退職金・貯蓄有で投資未経験から出発した場合1.1 こわごわお試し期 積みあがった貯蓄から、少しずつ投資に資金を投入していく時期。リスク資産はほんの少しずつ増加し、貯蓄の取り崩し…

貯蓄と投資1:1がベスト

カンさんのブログを読んでいて、貯金と投資は1:1で、というのがありました。 これねえ、私にはすごく納得いく話です。 若い方の中には全然納得いかないと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。リスクを大きめにとらないと財産なんか増えていかな…

インデックス投資家は遠目になろう

中国の恒大集団のデフォルト騒ぎで、日経平均が続落していると報道されているようですが。 出典:google finance(以下同様) 遠目で見てみますと、誤差の範囲内じゃないですか。もっとも、ここからずるずると下げ相場になるという可能性だってあります。短期…

期待値と確率の正体

平均の正体は2000万円問題が広まって以来大分理解が広まってきたように思いますが、確率についてはまだまだと思います。 たとえばサイコロで、1,2,3,4,5,6の出る確率はみな1/6というじゃないですか、でもこれってサイコロを振るたびに1,2,3,4,5,6がまんべん…

楽天証券社員の投資・貯蓄割合

「いくら投資にまわすべき!?」問題―楽天証券の社員が各年代の社員がそれぞれの立場と視点で解説 www.rakuten-sec.co.jp 読みました。さすがに投資界隈の中の人たちだけあって、それぞれの根拠もしっかり説明出来ていて、リテラシー高いですね。ページの一…

個別株アクティブ投資失敗の巻

この記事は、いずれ“私の履歴書-投資編”で日経新聞に載ると思いますが、先行して書いておきましょう。すみません、日経新聞というのは“ウソ”ですすみません。古くはNTT株新規公開抽選に落ち、NTTドコモ新規募集では400万円という資金投入条件にびびってしま…

やってみないとわからない

ブログを初めて1か月経ちました。わざわざブログにおいでいただき、読んでくださるみなさまがたに感謝です。 iDeCoのこととか、伝えたい、読んでもらいたいことは沢山ありますが、それはこちらのブログの構成やアクセスのしやすさ、広報宣伝、何より内容の書…

ここだけは読む目論見書

投資信託を買うとき、目論見書を読まないといけません。皆さん読んでいますか。 まさか、ソフトウェアをインストールした時と同じく、スクロールして“同意する”ボタン押して次へいっちゃっていませんか?いっちゃっているでしょう。 私はいっちゃっています…

ブルベアってどうやって思いついたのか

株式用語で、ブルベアってありますよね。 ブルは強気相場上昇相場、ベアは弱気相場下落相場、ブル型ファンド、ベア型ファンドなんて商品もありますね。 ブルは雄牛で、下から上へ角を突き上げる動き、ベアは熊で上から下へ腕を振り下ろしてひっかく動き。最…

投資原則を作ってみました

岡本和久著 日本経済新聞出版社刊「100歳までの長期投資*コア・サテライト戦略のすすめ*」(初版2007)という本の142-143ページに投資方針書の例、というのが載っています。こんな感じです------ 〇年〇月〇日 投資方針の概要 I.目的 II.投資方針の前提(株…

インデックス投資村の住民は少ない?

インデックス投資界隈では、株式投資や年金、生活設計や老後の話題が沢山出ます。でもこれってごく少数派なのではという疑いがぬぐえない。ネットでは各々関心のある話題に集まって集落を作っているから、集落の総人口はほんの少しなのに、さも国民全体が同…

18投資信託の選び方

証券会社の口座には、(一般)NISA口座・つみたてNISA口座のほか、特定口座、一般口座があります。必ず特定口座を開設して源泉徴収ありを選択してください。投資信託の選び方は、楽天証券ホームページの「投資信託・積立」から「投信スーパーサーチ」で。出…

17NISA(ニーサ)

つみたてNISAまたは(一般)NISA 金融庁のhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.htmlに詳しい説明が載っていますが、ここでもざっくり説明します。 口座はいずれかの金融機関に一口座しか作れません。 現在申込方法が進化しており、とりあえず口座開設…

16証券口座を開く

ここでは実際に証券会社に口座を開いて、インデックス型投資信託を購入するまでのお話をします。といっても証券会社だけでも沢山の数があるし、あくまでわたくしが考えて選んで実行したものを紹介するだけになりますが、参考になればうれしいです。・どこの…

姿が見えれば怖くない

もっと早く辞めればよかった。 これほんと、最近の実感です。つくづくそう思います。 月々の生活費と資産の総額を金額できっちり把握する。 投資の第一歩と申し上げましたが、この二つがわかることで、ほんと安心できるんです。 少なすぎて逆に不安になる、…

15リバランス

さて次に出てくるのがリバランスです。 13リスクと分散 - かけこみリタイヤ―のダイヤリーで、安全資産額=投資資産額 にすることをお薦めしました。 安全資産50%投資資産50%の割合で資産を持ちましょうということです。 割合はあくまで私のお薦めで、も…

14インデックス投信

投資信託は、運用の仕方により、大きく二種類に分けられます。 ・アクティブ型株式投信 ・インデックス型投資信託 アクティブ型は、運用会社が、それぞれの投資信託のテーマに基づいて、積極的に株や債券を選択して運用します。 インデックス型は、株価指数…

13リスクと分散

みなさんリスクと聞いて何を想像しますか。 外へ出ていくと交通事故にあうリスクがある。 飛行機に乗ると墜落事故にあうリスクがある。 リスクというと、避けたい危険、という意味ですね。 株投資でのリスクというと、口座を開いていた証券会社がつぶれたと…

12時間分散

一定の期間ごとに同額を均等に投資して株を買い付けていく、ドルコスト平均法。 ではどんな間隔でどんな額を投資していけばいいの? 私なりの結論を先に申し上げますと、無理なく、ずーっと続けられる間隔と金額でやりましょう、ということです。 自動で積み…

海岸線の長さ

日本は島国だといわれます。日本列島、例えば本州のぐるりとまわる海岸線の長さはどれくらいでしょうか。 実は、本州って島だったんですね。英語表記の地図を見ると、HonshuとかHonshu Islandと書いてあります。面積は世界第7位、人口はなんと世界第2位です…

11買い時、売り時

今回は限りなく実際の動きに近い株価の動きをつかって、一括投資をしてみましょう。 株価を20日分作成して、ここで買ってここで売れたらいいなあ、というベストのタイミングを矢印で記入してみました。 (FIG2 期間が短くて右肩上がりの傾きが大きくて、これ…

10期待値の国

今日は直線の傾きを使ってみましょう。 右肩上がりの傾斜がきつくなると、値は増え、右肩下がりになるとマイナスになります。 右肩下がりの傾斜がきつくなると、マイナスは増えます。つまり値は減ります。 今100円で買った株が一定時間経過したら105円になり…

25%死んでいる?

厚生労働省発表の平成30年度簡易生命表によれば、75歳の生存率 男性75.6% 女性88.1%です。現時点での生存率が将来も続くと仮定すると、私たちが75歳に達したとき、男性が100人あたり75人、女性が100人あたり88人生き残っているということです。 ここでは男性…

9 一括投資が優れているところ

これまでの話で、株価は上がったり下がったりして予測がつかない。投下元本を割り込む価格になることもある。というお話をしました。 じゃあ、なんで株を買うのか。 将来、会社の利益があがって配当を貰ったり、株価が上昇したときに売った譲渡益が出て、銀…

8 今すぐ買う、少しだけ

では、株式を購入するのはいつなのか。 答えは 「今でしょ」 これが結論です。結論ですが、全部一括で今買うわけではありません。お試し買い、ドルコスト平均法を思い出してください。 ためしに、まず今、買おうと思う株がある。そこに投入していいだろと思…

7 ランダムウォーク

・ランダムウォーク 前回の例では生じうる場合のほんの、ほんの一例を示したものです。 株価は上がるのか、下がるのか、変わらないのか:方向 株価の上昇、下降、変わらず、の状態はいつ向きが変わるのか:変化 変化はどの位の幅で起こるのか:値動きの大小 …

6 一括投資とドルコスト平均法

一括投資とドルコスト平均法の具体例 前回の続きです。 エコノミーとヒューマンはそれぞれ500円の投資資金を持っています。 ここに1/31の株価が1株100円の株があり、それに投資しようとしています。 エコノミーは500円の一括投資、ヒューマンは100円ずつ5回…