かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

投資を進める

リスク資産が倍になった時のリバランス

otosak.hatenablog.com 先日の記事は、リスク資産が暴落して半分になった時のリバランスのお話でした。 安全資産とリスク資産を50:50で持っている時が一番買い付けるべき額が大きくなるという結論でしたね。本日は、それとは全く逆、リスク資産が暴騰し…

リバランスでリスク資産の買い付け額が最大化するポートフォリオとは

愚者小路さんのブログに興味深い記事があがっています。 gusha00fool.com 詳しくは記事をご覧ください。 ポイントは 「リバランス買付量が最大化するのは比率が半々の時」 です。 安全資産50%:リスク資産50%のポートフォリオ 安全資産10%:リスク…

GPIF寄生虫ファンド

スパコンSE@投資ブロガーさんのツイート。『GPIF投資信託』なるものが誕生したらら色々と捗るんではないかと思う投資未経験者にはオルカンあたりを勧めることが多いのだけど・しょせん6000本近くある民間の投信の一つでしかない・ほぼ株式なんでリスクが高い…

投信保有者の議決権行使

機関投資家の持ち株割合が巨大になってきて、その実所有者は誰かと思ったら年金だったというのは従来からよくあることです。 とすると見た目信託銀行が保有している名義であっても、実所有者はインデックス投信の投資家である、ということも十分あり得る。今…

外貨決済の盲点

米国ETFの分配金を米ドル現金で持っていた 米ドル現金は利息がつかないので米ドルMMFにした 米ドルMMFで米国ETFを1株買った 不足金発生メールが来た 米ドルMMF解約時は証券口座に日本円を残しておくこと 米ドルのまま取引する意外な盲点 米国ETFの分配金を米…

議決権行使を楽しむコツ

6月中旬から7月上旬にかけて個別株をお持ちの皆様、優待クロスをご利用の皆様、沢山の株主関係書類が到着して、毎年のことながらわずらわしい、と思った方もおおいかと存じます。 せっかく権利確定日に株主名簿に載ったのだから、議決権行使を楽しんでしまい…

2007年9月当時の投資信託はどうだったか カブドットコム証券のパンフが出てきた

面白いものが出てきたのでご紹介します。 カブドットコム証券のご案内。いまはauカブコム証券ですね。 1999年4月 日本オンライン証券設立 1999年11月 イー・サンワ証券設立 1999年12月 イー・サンワ証券→イー・ウイング証券に社名変更 2001年4月 イー・ウイ…

植田日銀の緩和継続について

news.yahoo.co.jp タイトルが大げさすぎます。 植田総裁は、確かに2%以上物価上昇しているけど、秋にはまた下がると予想されるから金融緩和をやめないです、と言っている。それに対してプリンストン大学の清滝教授は、金融緩和やめましょうよ、だって欧米じ…

単元株制度は廃止したら

東証がPBR一倍以下なんとかしろ、と言っていますが、これはね、せっかくプライム、スタンダート、グロースに市場区分したのに、経過措置終了したら上場基準に抵触して廃止になっちゃうじゃないかー、という近い将来迫りくる惨劇に備えたご提案の数々をしてい…

2024年からの新しいNISAでどう買うか

山崎元さんが「若い人向け年寄り向け、大口向け個人向け、といったような別々の金融商品があるわけではない。そうした言説は高手数料の商品を売りたい「金融機関にとって都合のよい」商品を売るための陰謀だと疑った方がよい。」とよくおっしゃっています。 …

三菱UFJ国際投信のブロガーミーティング

2023.5.31の19:00-20:00にwebで行われた三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングについてご報告します。 ブロガーミーティングと銘打っていますが、誰でもウエルカムです。 リアル参加は10名まで抽選、web参加は200名先着順。 前回はリアル参加しまして有楽町…

市場参加者がインデックスファンドの運用会社だけになるとどうなる

のっけから結論ですが、ありません。現物取引だけでなく、先物や信用でサヤを抜こうする投資家(法人・個人)が必ず出て来ます。 でもなった場合どうなるのか、考えてみるのは面白いです。 各運用会社が、時価総額比重で株を保有している状態で前場を迎える…

三菱UFJ国際投信BloggerMeeting(2023/3/1)放談会延長戦にリアル参加してきました

リアル参加は抽選10名ということで、ダメもとで応募してみたところ、なんと応募者全員当選という通知が2月20日に到着しました。こちとら無名末端ブロガーなのに有名ブロガーばっかりだったらどうしようか、終了後に懇親会ありますって書いてあるけど初対面の…

交付目論見書に総経費率を開示すると言いますが

www.nikkei.com 記事全文を読んだわけではありませんが、投資信託協会の規則が2024年4月に改正されるのに先立ち、三菱UFJ国際投信は1月から「三菱UFJリートオープン」を第一号として交付目論見書に、信託報酬や監査費用、有価証券の保管費用など投資信託の運…

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2022」に思う

投票総数からすると盛り上がりに欠けますが、eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)という最終兵器の牙城がここ三年間盤石なのでしょうがないです。こういう投票は好敵手が競って来てこそ盛り上がるので次のフェーズが生まれてくるまでは停滞期でしょ…

三菱UFJ国際投信、横川社長インタビューに思う

www.nikkei.com eMAXISSlimシリーズでヒットを飛ばす三菱UFJ国際投信社長の横川さんへのインタビュー記事。 私個人の注目点をまとめてみました。 ・以前は儲かると利益確定してまた買う動きが主体で総額60~70兆円の範囲だったのが、長期保有の方が増えて85…

長寿アクティブファンドの横顔

www.morningstar.co.jp 上の記事から40年以上続いている(アクティブ)ファンドがあるということで、そんなに長く続いているなら、文学の古典と同じく、時の淘汰に耐えただけの存在価値があるのかもしれないと思い、目論見書などから現在の状態を概観します…

金融資産のリスク別配置2023.1.8

私の2023.1.8現在の全金融資産のポートフォリオをご報告します。by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー 安全資産 全世界株 日本株 米国株 先進国株 新興国株 MMF 202204 44.6% 12.0% 16.9% 4.7% 12.7% 0.1% 9.0% 202301 42.8% 11.9% 17.7% 4.5%…

新NISAが決定して私はどうするか

新NISA(2024~) 積立投資枠 成長投資枠 年間購入上限 360万円 うち240万円まで 生涯購入上限 1,800万円 うち1,200万円まで 口座内商品を譲渡した場合、その取得価額分は翌年生涯投資枠に復活。ただし各年の購入上限は360万円(うち成長投資枠は240万円まで)…

インデックス投信 これからの課題と要望

eMAXISSlimオール・カントリーが2018.10.31に設定され、ファイナルアンサーと認知されて三年以上経過しました。私も種々検討いたしまして、“絶妙、死角なし“と結論づけましたが、最近インデックス投資信託の次なる課題も見えてまいりました。 そのうち特に二…

所有株を売って恒久NISA口座で買い直すべきか

新新NISAか恒久NISAか、略称は決まっておりませんが、骨子が発表になりましたね。 ・2024年から ・一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAとは別口座で出発 ・生涯非課税枠1,800万円 ・一年あたり投資上限、つみたて適格投信:120万円、成長投資枠(個別株な…

また急に円高方向へ進みましたが

出典:三菱UFJ銀行投資時期の分散、投資先国・通貨の分散、投資資産種類の分散 3つの分散のうち、投資資産種類の分散は出来ていません。というかしていません。リスク資産は株式か株式投資信託ばっかり。そのかわり全金融資産の45%~50%は預金保険制度の対…

最近の投資家の動きと動かない私

米債券市場で3カ月物国債の利回りは4.03%程度で終え、10年物の4.01%台を上回った、との報道がありました。 債券の利回りをイールドと呼び、償還までの期間が短い順に左から右にならべて線でつないだものをイールドカーブといいます。未来になればなるほど状…

最近の投資家の行動について-リバランスに二種類ある

円安1ドル=149円と1998年以来24年ぶりと騒がれております。 これを受けてインデックスファンドなどへ投資している長期保有型投資家の反応は2手に分かれているようです。1.基本動かない。Stay the course航路を守れ。ただし総資産を円建てで時価評価した場…

財務省と日銀のドル売り円買い

twitterでは「投機筋に足元見透かされて餌食になる」「やっている感出しているだけ」と書きましたが訂正します。財務省も日銀も日米金利差に基づく円安を止められるなんて思っていない。米国はインフレ亢進で利上げしていかないと、景気過熱が止められないか…

リスクの語源=危険ではない

山田昌弘「希望格差社会」ちくま文庫 を読んでいたら、P37からリスクの語源が説明されていました。山田さんの引く原典はピーター・バーンスタイン「リスク。」言葉はイタリア語のrisicare。意味は、勇気をもって試みる。まさにそれ。ベネチア商人が危険を顧…

オール・カントリー一括投資と分割投資バックテスト

オール・カントリーの基準価額で遊ぼう!第二段です。 設定日2018.10.31から直近2022.8.19まで基準価額が公表されています。この間に基準価額がある営業日は924日でした。このうち2018.10.31から2022.8.15までの920日分の基準価額を使用します。 基準価額の…

オール・カントリーの複利効果を推計

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)の設定来基準価額を利用して、複利効果の程度を評価してみたいと思います。 先日の記事で株式投資信託の複利効果は、基準価格を押し上げる要因が投資先株式会社からの配当金だけではなく、株式の時価上昇にもよるこ…

なんだかんだいっても米国はすごい

先日ひろゆきさんがtwitterでつぶやいていましたけど、facebookやtwitterがなかったら個人で自由に意見を発信したり、おかしなことに声を上げて他の人に聞いて貰ったりすることが途端にできなくなるね、という趣旨のことをおっしゃっていて、まったくそのと…

方針を決めてドンドン議決権を行使しよう

個別株をお持ちの方、株主総会の案内が沢山来て、 ・そのままゴミ箱へ捨ててしまう ・抽選でクオカードがあたる、とあるのでスマホで投票 ・だけど賛否は調べるのが面倒なので、会社提案に全部賛成 なーんて、やってませんかね。 それでも投票するだけよいの…