かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

25%死んでいる?

厚生労働省発表の平成30年度簡易生命表によれば、75歳の生存率 男性75.6% 女性88.1%です。現時点での生存率が将来も続くと仮定すると、私たちが75歳に達したとき、男性が100人あたり75人、女性が100人あたり88人生き残っているということです。
ここでは男性を例にとってお話します。女性でもいいのですが、数字の切りがいいので。
今高校時代の同級生が100人いるとします。75歳になった時、75人が生きている。25人は死んでいる。
今、なんとなく、自分は75人の生きている方じゃないかと思っていませんか。
75%か、過半数超えているわね、だったらこっちの可能性が高いんじゃないの。25%の三倍もあるし。
そんな感じ。
しかしながら。
未来の予測は確率で出されますが、その未来が現実になったときはどうでしょうか。

生きている人が75人。
死んでいる人が25人。

体の75%部分が死んでいて、25%部分が死んでいる。
そんなわけないですよね。
ーーー
まっすぐな道を歩いていたら、左側に75歳という標識があった。標識を見て「ふーん、私も75歳になったのか」と思って前を向いたら、今まで歩いていたはずなのに、いつのまにかトロッコに乗っている。
気が付くと、1人1台のトロッコに乗った同級生が列をなしてレールの上を進んでいる。
少し先でレールが二又に分かれている。
転轍機(ポイント)が自動的にトロッコを2つに振り分けている。
1台通るごとに、がちゃ、がちゃと切り替える音がしたり、しなかったり。
先は霧で隠れてよく見えないが、左は大体4分の3位、右はぐっと少なくて4分の1位のトロッコが振り分けられているようだ。

現実、その確率は1か0です。