かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

家事労働の何が大変か

何が大変って、創造性を求められる場面です。

掃除機かけるとかって、まだいいんですよ。電源プラグ入れて、又は、充電してたらスイッチ入れて床を撫でていく。好きか嫌いかだから。頭使わないから。私は滅多にやらないけど。

具体的には、献立。夕食に何を出すか。冷蔵庫の中にある中途半端な食材を使うこと前提で、買い物にいって、同じものは嫌だから、昨日とは違った品で、栄養的にも偏らず、デブを阻止できるものならさらによし、でも味的にも楽しめる物。

考えていると、脳が煮えてきます。

「あなたー、今日の夕食なにがいい」「なんでもいいよ」―最悪の答えですね。
「ぼくがつくるよ」―最高ですね。ただし冷蔵庫の中で明日になったら腐ってそうな食材をすべて使って、お金あんまりかからなくって、私の好きなものでね。つくるだけじゃなくって、後片づけも、よごれた調理道具洗って、お皿も洗って、拭いてしまうところまでやること前提。

そういえば、脱線するんですけど、
「おーい、今日の夕食なにがいい」「なんでもいいわよ」
という状況はあまり聞きませんね。

先日子供にこんな寸劇をしゃべってみました。
<ある家庭の夕方>
「はー疲れた」
「おかえりー、会社どうだった」
「いやー大変だったよ、文句をいってきたお客さんともめちゃってさー」
「それは大変だったね、あ、ごはんできているから食べて」

はい、どっちが夫でどっちが妻ですか。

会社から帰ってきたのが夫、ご飯作って迎えたのが妻、と答えるでしょう。子供もそう答えました。

実は、この家庭の場合、会社から疲れて帰ってきたのが妻、ご飯作って迎えたのが夫。そういうのもあるのに、無意識にこっちが男、こっちが女って思っているでしょう。と子供に教えて上げたら素直に驚いてくれました。
他のバリエーションも可。同性パートナーとか。
社会的役割の先入観、それからもうひとつ気になっていたこと。
なんで女の人は男の人に丁寧な言葉遣いの時にも、男の人は気を使わない言葉遣いが許されるのかな。
そんなところに疑問を持ってほしくて。

今回は、全く異なる話題にすべって行ってしまいました。失礼しました。