かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

ご自由にお持ちください

今の場所に引っ越して以来、一階入口横にボックス棚を置いて「この棚の中の物、ご自由にお持ちください。」と紙を貼って、随時要らないものを置いているんですね。
先日出かける時に見たら、なんだか見慣れないものが置いてある。
あれっこんなもの置いたっけ?
暫くすると全部無くなっていました。誰か持って行ってくれたんでしょう。
ボックスを置いてから6か月目。ここを通る人には相当認知されていると見た。
また暫くすると、また見慣れないものが。なんだか素敵だけどかなり派手なハイヒールとか。
明らかにうちのものじゃありません。
そのなぞはしばらくして解けました。
丁度出かけようとして出たところで、物を置いている人に出くわしたんです。
声をかけてみました。「ご近所の方ですか」
すると1ブロック南のマンションの住人だそう。全部新品同様なので、すみませんが置かせてほしいとのこと。
もちろん快諾しました。粗大ごみとか処理に困るものじゃなし。
無料マーケットのにぎわいかしら。
そんなことがあって、数か月。何回か見慣れないものが置かれては、消えてゆく、そんなサイクルがありました。
私がその後、大きい物をあらかた「ご自由に」に出し終わったのと、メルカリにシフトしたのでしばらく出せるものがなくなったこともあり、寒風吹きすさぶ頃には、「ご自由に」棚は、すっかり空の状態。

そして春になりました。
そしたらですね。
久しぶり、また出した覚えのない物が置いてあったんですよ。
ボックス棚にモノ復活。
そしてたまたまですが、
出かけてるため玄関を出て、歩き始めて、ふと振り返ったら、「ご自由に」棚にモノを並べている人発見。
なんと、前回とは別の人です。
どおりで棚に置かれているものの品目というか趣味というか色彩感というか、前回とは大分違っていると思いました。
春の宵。