かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

ブルベアってどうやって思いついたのか

株式用語で、ブルベアってありますよね。
ブルは強気相場上昇相場、ベアは弱気相場下落相場、ブル型ファンド、ベア型ファンドなんて商品もありますね。
ブルは雄牛で、下から上へ角を突き上げる動き、ベアは熊で上から下へ腕を振り下ろしてひっかく動き。

最初これを聞いた時、ブルはわかるけど、ベアがなんで弱気相場なんですか?アメリカのグリズリー(灰色熊)が立ち上がって上から爪で襲ってきたら、死んじゃうじゃない、あっ振り下ろされて血流して死ぬから、ベア相場なのか、でもそうしたら、アメリカでバッファローがいきなり襲い掛かって来て、角でひっかけて放り投げられても死んじゃうよね。

とわけのわからない妄想に浸ること10分。

ほかにも、米国の証券取引所で立会人が使うサインが買い(強気)は手を前から後ろ、売り(弱気)は手を振り下ろすしぐさでそれぞれ似ていたから、とか、雄牛と犬を戦わせるギャンブルの熱狂、熊は冬眠するから市場が動かない象徴とか、そういう説もあるようです。
まあ、とりあえず言葉の意味していることは、そのかたち、動きから出てきたのだ、ということはわかりましたが、まだ不満がある。
由来はともかく、英米国の金融人の感覚に合っていたからこれだけ定着したのでしょうね。その感覚がどうやって動物と相場の動きを結び付けたのか説明がほしいと思いました。

私は、売りでバッファローに蹴散らされ、買いでグリズリーにひっかき潰されるイメージしか浮かばない。

P.S.カリフォルニアやスペインでは、19世紀まで雄牛とヒグマを戦わせる見世物が盛んだったらしいですよ。これが本当のブルベアですか。