かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

私にとって中学理科が難しいわけ

子供も中3になっていきなり学習すべき分量が増えてきたように思います。
この間持って帰った理科のテストを見ると、何じゃこりゃレベルで難しいですね。
国語、数学、社会、英語は分量は増えたなー、とは思いますが、私にとってそれほど難しいとは感じない。聞かれても答えるのは、一緒に調べながらですが楽です。
さて、ではどうして理科だけ難しいと思うのか。
多分、私の中学高校時代の理科の学習が手薄になっていて、それがずっとそのままだったからなんじゃないか、ということですね。
国語は、受験時代、文法と古文を捨てていましたが、得意だと思っていました。今から考えると読書多読で勘が良いだけだったので汗顔の至りですが。また清水義則さんや三田誠広さんの本を再読せねば。
数学は、昔は不得意だったのですが、リタイヤ後に小学数学から中学数学の本を結構読んで面白くなってきて馴染みがあります。投資で中学レベルの統計学が出てきますしね。
社会は、歴史は昔から好きだったし、政治経済関係も、大学から社会人になればいやおうなくことあるごとに触れています。
英語は、社会人になってから一念発起して勉強しなおしました。
ということで理科だけ抜けています。(実は、社会も知識のリニューアルが不足だったことが判明しています。これはまたいずれ。)
質量パーセント濃度とか、露点とか、これは数学に隣接しているのでなんとかなる。化学はあやしい。力学や電気系はまるでダメ。
それでその難しさを、性質で2つに区分できるんじゃないと思ったんですね。
・知識がなくて答えが出ない難しさ
・体系の枠組みになじみのない難しさ
一つ目について。そもそも今までの蓄積がない。塩酸の電気分解で水素イオンは+だから陰極から、塩素イオンはーだから陽極から発生するなんてのは知らなきゃ解けない。
二つ目はさらに厄介。同じ例でいうと化学反応式はHCl→H+Clじゃだめで2HCl→H2+Cl2になるのは約束事を知らないと理解できないわけです。
わたくしにとって理科はハードルが2段あるから、特別難しく感じるのですね。

話は変わりますが、子供がよく「〇〇なんだけどさー、××××でね、……」と話しかけてくると、「えっ何のこと?」ってよくなるんですが、これ話の枠組みにアンテナが向いてないので、とっさには何のことか理解できないんですね。
だから子供に「これから、これこれの話題について話します」の前説をつけてね、でないと何の話かさっぱりわからないわーといいきかせています。
このことは、次回、研修講師としての話し方について、でお話したいと思います。