かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

リアル店舗型証券会社の口座閉鎖

全然使わなくて放置してある、某リアル店舗型証券の口座を解約しようと思ってホームページを見たところ、口座のある支店に来店予約をしないといけないことが分かりました。しかも、まずネットで予約を入れる時に、来店希望日時と支店からの確認電話を受けるのに都合いい時間帯(平日午前、平日午後、平日夕方)を入力します。担当の確認がなければ来店予約は完了しないしくみになっています。そしてなんと、土日の選択肢がありません。リアル店舗だけに。
私はリタイア人ゆえ、平日だとむしろありがたい位ですが、現役の人は困るでしょうね。

残っている商品のうち一つはMRF(証券会社版普通預金のようなもの)です。幸いネットのマイページに銀行口座を登録してあったので、こちらは午前9時半までに出金の指示をすれば無手数料で当日振り込んでくれるということがホームページでわかりましたので、その旨入力し、無事お金を移動できました。

問題はもう一つの商品、公社債投信です。ホームページのどこを探しても解約のボタンがありません。

メッセージを送信した翌日、支店のクライアントサポート係から電話がありました。
その方の話では、わざわざ来店する必要はなく、この電話で本人確認すれば公社債投信はすぐ解約できますとのこと。口座閉鎖も大丈夫と言われました。
支店の場所は、今となっては遠い場所なので、いかなくて済んだのでほっとしました。
本人確認は簡単で、氏名フルネーム、生年月日、現住所の3つを確認して完了しました。
どの金融機関でも振込料証券会社負担で送金できるといいます。この辺は何でも「振込料がかかります」と言ってくる銀行よりも大分親切ですね。そういえば、ネットでどの支店のページを見ても、「ATMはございません。銀行またはコンビニのATMを使ってください」と書いてありました。前はよく証券会社の支店へ行ってお金を出し入れしていましたから知らないうちに随分変わったのですね。
口座解約も書類を送るので、それに登録印鑑を押印して返送して到着することで完了するというので書類送付を依頼しました。念のため慌てて、印鑑がどれかわからないです、といったら、それじゃあ印影もつけておきますから、と親切におっしゃっていただけました。これは助かります。ついでに印鑑紛失していたらどうなるのか聞いてみたところ、印鑑証明書付きで印鑑の変更届が必要となるとのこと。これは相当に面倒そう。
手持ちの印鑑であることを祈りました。
コロナのせいかもしれないけど、なるべく来てほしくないのかもしれません。いや、こっちもいくのは大変なので時間の節約にもなってとってもありがたい。
ついでに毎月2百円強マイナスがあるのは何ですかと聞いたら、調べて折り返しの電話で、毎月1円から2円ずつ1万口あたり時価がさがっているので、その評価損であるとのこと。かつては全盛を誇った公社債投信も今はこのありさまです。相当期間毎月2百円の評価損を垂れ流していたのですね。忘れてたこちらが悪いのですが。
金融商品にも栄枯盛衰あり。今栄えているインデックス型投資信託だって数年後にどうなっているかわかったものじゃありませんね。

色々考えさせられた日でした。(実際は4月2日の出来事です。)
2021年5月28日追記 その後特定口座年間取引報告書が郵送で届き、本日ホームページには入れなくなっていましたので全て完了です。カードは切って捨てます。