子供と給食の話をしていた時、クラスで餃子を絶対食べないお友達がいるという話が出ました。春巻きや焼売も食べない。中に何が入っているか分からないからなんですと。アレルギーのある子ではない。
そういえば、昔職場の先輩でそういう人がいたなと思い出しました。餃子には何が材料になっているのかわからない位ぐちゃぐちゃに刻んであるから食べないのだと。
私からすると不思議な感覚です。私はどちらかというと、素材の形がしっかりしていても化学調味料や着色料、食品添加物、加工助剤、遺伝子組み換え原料を使っていることの方が得たいの知れない感じを受けますね。もちろんこれらの材料だって、法律を遵守しているから表示がなされていて、パッケージを見て「うわー」とか思って棚に戻すわけで、全然書いてなかったら信用してあっさり買っているかもしれませんね。おいしくなければ二度と買わないと思うけど。
菜食主義というのも考えると不思議です。肉や魚を食べない。そうすると調子がいいらしい。調子がいいのはいいけど、食べるものと食べないものの境目は何？肉や魚は食べようとすると嫌がって逃げるし残酷だというのなら、卵は嫌がっている意思表示が出来ないのだし。植物だって種子の回りはともかく種子そのものは子孫を作るための胚は食われる想定ではないだろうし、葉は動物に食われるのがいやだから、苦くしたり下痢する成分を作り出したりして植物が抵抗しているんじゃなかったっけ。勝間和代さんも近年、菜食主義をやめましたと動画で言っていましたね。きっと何か体調とかスタミナに不都合でもあったのでしょう。
そういえば、米とか小麦は人間を奴隷にして、大量に作らせて自分たちの領土を拡張し、繁栄を享受しているのだ、って面白い考え方ですね。個々の種子は人間に食べられてしまうけど、全体を俯瞰すると、人間が汗水たらして、せっせと水や肥料をやって、米や小麦を大量に育ててやっているともいえるわけで。いまや地上は、米や小麦やトウモロコシに支配されているのです。でも遺伝子組み換えとか種苗選択とかして、人間に都合の良い形態に作り替えているということは、やっぱり人間が支配しているのでしょうか。
餃子から話が転んでいってしまって、オチがない。失礼しました。
