今日スーパーへ行ったら、“国産メロンについて“で
天候不順の影響によりごく稀にゴーヤーと同じ苦み成分であるククルビタシンが含まれているものがございます。
万一ございましたら、レシートと共にお持ちください。
とあったので、そうか、やっぱり苦いメロンってあったんだ、と思いました。
小さいころ、朝食で親がプリンスメロンを出してくれたんです。皮が薄緑色でつるつるしている。マスクメロンなんて八百屋の店先にすらなかった時代です。
これが時々苦くて「にがいよー」というと、「メロンが苦いわけないでしょ、どれ」といって一切れつまみ、「やっぱり苦くないじゃないの」と怒られた。
その時は「大人はにがくないのかな」と思って理不尽さに言い返すすべもなく黙っていました。経験上、牛乳や水を飲んだ直後に食べると苦いことが多かったので、パンを食べた後、口の中が濡れていない状態で食べるようにしていました。
熟れすぎてもメロンのたんぱく質分解酵素(ククミシン)が甘みを苦みに変えてしまうことがあるそうです。
50年以上経って、幼時の記憶がまざまざとよみがえって懐かしかったです。