かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

西瓜のおいしい食べ方

西瓜は真ん中が甘いけど皮に近い所は水っぽい。三日月に切ってかぶりつくと、汁は垂れるは口の周りは汚れるわ、食べ終わりは水っぽい。じゃあスプーンですくってというとやっぱり最後は水っぽい。おまけに種は邪魔だし。ということで、わたくしからおいしい西瓜のいただき方を提案させていただきます。

丸ごと西瓜の場合は水洗いして布巾で拭きます。
丸ごとも切身も平皿に載せます。
なぜかというと、最初に切り分けた時に零れる汁が一番おいしいからです。後で皿から飲みますよ。
丸ごとは半球にします。そしてここから切り身もスタート。f:id:otosak:20210717142109j:plain
三日月型に出来るだけ薄く切ります。f:id:otosak:20210717142131j:plain
底面最大4cm以内に抑えてください。
次に三日月の両面から、種、白だろうが茶だろうが黒だろうがすべて包丁の先で横に切り込んで外に出してしまってください。

ここで2通りに分かれます。まずは簡易的なやり方
・ヨット
三日月型の端から三日月に垂直に切り分けていきます。この時の底面積は最大でも2.5cm幅に抑えてください。結果やけに細長い状態に沢山切り分けられます。切り分けの途中で断面に種が見つかった場合は包丁の先を差し込んでとってください。
そのまま平皿で慎重に食卓に運んでいただきます。

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ヨット

従来の西瓜の食べ方では、水分にやや欠ける中心部の甘い所から始まって、最後は水分は多いけど甘くない皮近くで終わるという大変残念な結末を迎えます。
これを細く小さくヨット型にするとどうなるか。
まず、一口で半分から三分の一の甘い所が口に入ります。断面が小さいので口の周りは汚れませんし、零れそうな汁は吸いこめばよいので汁も垂れません。そのまま次の三分の一又は半分、最後に皮近くまでと三口いっぺんに口に含みます。そうすると、甘みが感じられる一口目の印象がなくなる前に水気たっぷりの最終口目が入ります。思わず皮近くまで齧ってしまいますね。
取り切れなかった種は口から出しながら、全部食べ終わったら、皮はゴミ箱へ捨てます。お皿に残った汁は種をよけながら飲みます。これが甘いです。

次に本格的なやり方
・ブロック
三日月型の端から円周に向かって垂直に切っていきますが、ヨットと異なり、皮と身のさかいで包丁を止めます。そして上から2.5平方cm程度のキューブ型に、一口で食べられる大きさの四角いブロックを切り出していきます。f:id:otosak:20210717142236j:plainこの時種のある層は見えますから、ブロックを横に切り出すときは、種の上面を切るようにして、切り出し後に種を包丁の先で抜き出すようにします。切り出したブロックは平皿ではなく、別の鉢に入れていくとよいでしょう。
また切り出したブロックに種を発見した場合は、切り出しを中断し、そのブロックを手に取って種を除きます。
以上の手順で三日月をすべてブロックにしたら、皮は捨て、平皿に残った汁はいただきます。ブロックを入れた鉢は食卓へ。すぐ食べてもいいですし、ラップにくるんで冷蔵庫に入れてあとでたべてもよろしいです。

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ブロック

ブロックは中心に近い所と皮に近い所がランダムに入っているので、甘い中心部と水分の多い周辺部がほどよく混ざって最後に水っぽい部分だけ残るという残念な状態を回避できます。お試しください。