かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

嗅覚情報が減っている

最初にお断りしておきますと、これは昨日、2021.7.21の出来事です。

今日は自転車で片道40分かけてパンを買いに行く。暑いけど。
途中、私有地か公有地か分かりませんが、見捨てられているちょっと風情のある場所を通ります。ここで季節の移り変わりをチェックしています。
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今日はとても暑い。外気温35℃を超えているでしょう。写真を撮ってから思わずマスクをずらしたら、緑の香りがどっと鼻に入ってきた。はっとしました。
目的地はアーケードの商店街で人が沢山歩いています。いつものスーパーは自宅から歩いて5分かからない。ゆえに買い物に行く時は家を出る時からマスクをしっぱなし。
しかしちょっとまってください。自転車で40分の移動。道中、別に人が密集しているわけでもなし。商店街についたらマスクを再度付ければいいだけ。何もずっとマスクをしている必要はありません。そう思って、マスクをしまって漕ぎ出した。
緑のにおい、車のボンネットが日に焼かれるにおい、どこかでカレーを作っているにおい、小さい庭に見える地面から立ち上る湿気のにおい、微妙なにおいがうつりかわっていくのがはっきりわかります。
団地で業者が草刈り機を回していた。そりゃマスクをしていても強い草の汁の香りはわかります。でも微妙なにおいはわからない。
そうなると道に行き交う人々のマスク装着状況が急に気になり始めました。
思った通り、歩いている人、自転車に乗っている人、ほとんどマスクをしています。若干バイクでヘルメットの配達の人はマスクを顎までさげていた。
マスクつけっぱなしのせいで、町のにおい、もちろんごみとかどぶのにおいとか、臭いものもふくめて、においを味わうその場所をにおいで感じるということが、久しく耐えていたことに気づきました。暑くてマスクはずしたから、それがきっかけとなって気づいたことでした。