トイレは横滑り出し窓なので、夏はうかつに開けておくと蚊が入ってきます。それ以前に西向きなので午後の厳しい日差しを浴びて地獄の暑さとなります。
トイレのドアは閉めておくことが多いし、玄関からすぐで、居室はドアで締め切ってエアコンをかけるので、ドアを開きっぱなしにしても夏暑く冬寒いのに変わりはございません。
そこで窓の内枠を利用して、空気を閉じ込めた枠をはめようと思いました。
動かない空気の層があれば断熱できますからね。
窓の寸法を測って、東急ハンズに行きました。買おうと思ったのは、中空ポリカーボネート板。これをうまこと切ってはめこもうという魂胆です。
しかしながら、予定していた600*900では窓が埋まらず、それより大きい1800*900は持ち帰るのが困難。風にあおられそうだし。かといって送料をかけるつもりもなく、ヨドバシで買って配達してもらうでもなく、だって大きい物は値段が高いから。
ということで中空ポリカーボネートはあきらめ、手作りしました。
窓枠に近い寸法の段ボールをとっておき、切り抜いて、中にぷちぷちのシートを詰める。
原価0円で完成。
いつもだと、ドアを開けた途端、むわっとした熱気がくるところ、ちょっともわ、位で玄関とさほど温度感が違わない。一応断熱の役目は果たしてくれているようです。
これだと、冬寒くてセラミックヒーター持ち込んでいたのも、もしかしたらなしですませられるかもしれません。
それから、トイレマットもはずしました。姉が何枚か残していったのですが、埃や髪の毛を吸うし、トイレマットだけ置いていると足が滑って危険。ということでトイレマットの下に敷くゴムネットみたいな滑り止めも置いて行ってくれたのですが、それがずれてくる。
トイレマットと滑り止めが泣き別れ状態になるのをいちいち手で直していたのですが、埃や髪の毛を吸い取ったトイレマットの洗濯も面倒だし、埃が溜まるのなら、時々雑巾かクイックルワイパーをかければいいでしょ、と思いました。ちなみに私は掃除がきらいです。が靴下に埃がつくとなれば、きっとやるでしょう。と自分に期待してみる。
どっちみち我が家の大人は夏は裸足か靴下、冬はスリッパで室内移動しますので、特に問題は発生いたしません。
ちょっとすっきりしました。
皆さんも、トイレの窓の断熱、トイレマットを置くことのデメリットはよくご検討なさるとよろしいかと思います。横滑り出し窓は一般的ですが、網戸がなく通風をとると蚊が入ってくる、冷暖房がこないしドアを閉め切っているので窓の断熱をあらかじめ検討しておくことをお薦めします。新築、もしくは改造するのであれば、すりガラスのアルゴンガス封入断熱中空ガラスにしたいところです。3階とはいえ向かいの家から見えているので、引き違い窓にして網戸を入れるわけにもいかないので。
