かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

オールカントリー1本でよいのか

2021年年初と昨日の指数の騰落率を求めてみます。

index 2021.1.4 2021.8.4 騰落率
TOPIX 1794.59 1921.43 0.0706
日経平均 27258.38 27584.08 0.0119
MSCIコクサイ 13766.6 16262.46 0.1813
S&P500 3700.65 4402.66 0.1897

日本は冴えませんが、先進国と米国はすさまじいですね。
さて、米国株や米国籍ETFが買いやすくなったことと足並みを揃えるかのように、全世界や先進国、新興国株式に投資するインデックスファンドに注目が集まって、信託報酬の低コスト化がすすみ、eMAXISSlimオールカントリー1本でいいんじゃないの、という声が多くなりました。
上記データでもわかりますが、日本がダメなら米国があるさ、米国がダメなら先進国があるさ、先進国がダメなら新興国があるさ、ということで時価総額ベースで国別比率を自動調節してくれる全世界指数を利用したインデックスファンド、中でも低コストで多額の純資産総額を積み上げたeMAXISSlimオールカントリーは人気一人じめです。
まあ、私の分析でも絶妙な信託報酬率、低コストな実経費率、2559ETFと異なり信託財産留保額0円と、非の打ちどころがありません。
しかし私はオールカントリー1本にはしません。
その理由は、オールカントリーは2018.10.31設定、まだ3年目です。運用会社の三菱UFJ国際投信が、いままでいったいいくつの投資信託を繰上償還してきたことか。一時はもてはやされてもやがて忘れられひっそりと償還されてきた数多の投資信託のことを忘れてはいけません。
NISAとつみたてNISA口座で保有しているので、繰上償還は、予期せぬ時期に現金化されるという意味でも困るんですね。それから運用会社が信託報酬競争やりすぎで体力がなくなって倒産とか、NISA口座を開いている証券会社が倒産とか、そうなると多分強制解約になってしまうでしょう。
まあNISA口座を開いている証券会社が倒産した場合は、金融庁が音頭をとって、別の証券会社に口座を引き継いでくれるかもしれませんが、それが決まるまでは換金ができませんよね。
ということで、NISA口座は一つしか開けないので危険分散できませんが、運用会社の倒産に備えて、
たわらノーロード先進国株式
ニッセイ外国株式
SBI全世界株式
インデックスファンドに分散投資を続けます。
すみませぬ、6月28日にも同じような記事を書いています。
otosak.hatenablog.com