かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

子供が食べないものを段々ださなくなる親

上の子は牛肉や豚肉の脂身が嫌いで、下の子はひき肉とつくね以外の肉全般が嫌いです。二人とも家では牛乳を飲んでくれません。
私が子供の頃は、嫌いなもの、例えばゆで卵の白身ですが、親からきつく怒られて、何とか黄身と一緒に食べてごまかしていました。白身だけで食べると吐きそうになってました。これが卵かけごはんで白身と黄身を混ぜて醤油を入れると気にならないのですから、不思議ですね。
親となった今、どうすべきか。子供の好き嫌いの問題点は二つ。
・嫌いなものが多いと、栄養バランスに偏りが生じる。
・嫌いなものが多いと、将来外食や接待、交友時に不自由である。
こんな認識です。嫌いにも二種類あって、
・いやな経験がきっかけとなって、食べると吐き気を催す
・味に慣れていなくて好きになれない。
後者はまあ、簡単ですね。ピラフやハンバーグ、餃子のタネに混ぜたりして徐々に味に慣れれば食べられるようになる。
前者はちょっとやっかい。当面回避して、栄養的に重要であれば代替物を提供する必要があります。
我が家の場合、脂身についてはあきらめています。そもそもステーキでは牛脂が溶けているし、それはぎりぎり抵抗がないようです。下の子の肉ですが、挽肉料理やつくねなら食べるし、学校給食では食べている様子なのでこれも放置。牛乳は給食では飲んでいるし、家では朝食がチーズトーストなのでまあいいかと。
おかずも作ってみて残されてしまうものは自然と出さなくなりました。レパートリーがちょっと子供の好きなものに偏りつつあるかもしれません。でも自分の好きなものも作りますよ。
私の親のように、嫌いなものを無理強いする気はありません。徐々に範囲を広げられればいいし、食べられるものが極端に限られているわけでもないので栄養上の問題は生じないでしょう。
嫌いなものが多すぎて栄養が偏りそうな親御さんからすれば「何をのんきな」ってお話ですが、アレルギーでないが嫌い、という場合調理法を工夫するとか難しいお話になってくるかもしれませんね。
ピラフにボンレスハムを細かく刻んで出したら、下の子が「えり分けられない」と言って食べておりました。原材料の形と匂いがわからないようにするのも手かと思います。なんでもカレーにしちゃうとか。そういえば茹でたほうれん草は「苦い」といって食べられなかったのですが、ラーメンに浮かべたら我慢して食べていました。
そうそう、二人とも「玄米は食べない」と言っているのですが、最近作っている焼き飯は全部玄米なんだよーだ。塩コショウ、ブイヨン、醤油、ソース、ケチャップ、他の彩り野菜をぶち込んでいるから気が付かないようです。特にオムライスにしてしまえば、ケチャップをどっちゃりかけて嬉々として食べています。味に慣れてしまえばこっちのもんですね。
なお、玄米はぱらっとしていて焼き飯で炒めるにはこびりつかなくてぴったりです。