かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

あいみつ大事、だけどコミュ障にはキツイ

あいみつとは、相見積もりのことです。
請負工事をお願いしようとするとき、いくらぐらいになるか、複数の業者に声をかけて、場合によっては現場を見てもらって見積書を取り寄せます。こうやって複数の見積書を取り寄せてどこに頼むのか検討する。

今回のお話は、請負工事ではなく、某鉄道系の株主優待券の売却についてです。

最初の話はコロナなんて気配もない頃のお話。
その頃はいつも、身分証明書の提示も求められず、買値もほどほどよろしいので、愛想のいいちょっとテキヤ風のおっちゃんがいるチケット屋に売りに行っていました。
そうしたら、いきなりガラス窓口にシャッターが下りている。
それから近くを通るたびに見ていたのですがシャッターが開く気配はない。
そのうち内装が取り壊されて別の店に変わってしまいました。
困った。新規開拓しなくちゃ。
ということで、ネットでいくつか目星をつけて、まずは、地下街にある店に。
値段を聞くと1枚420円、冊子は3,000円だという。うーんちょっと安いかな。「ありがとうございます」といってひっこめようとすると、「ネット会員で登録していただければ、1枚450円になりますよ。」と言われ、若干躊躇しましたが「その時はまた来ます」といって立ち去りました。
次に、地下道をくぐって駅の反対側に出て、大手チケット屋さんへ。「すみませーん、買取お願いします。」といって出す。おねえさん「1枚450円、冊子は2,500円です」「わかりました、じゃあ乗車券だけお願いします。冊子はいいです」と言って冊子をひっこめようとすると「お客様、いくらでとお考えですか」と来た。ここで吹っ掛けてもしょうがないと思って「3,000円」というと「3,000円で買い取ります、いかがですか」と言われました。異論があるはずもなく、取引成立しました。
やっぱね、歳くって厚かましくはなったとはいえ、根は対人恐怖症のコミュ障なので、またさっきの店に戻って売る気力はないし、登録なんて面倒だし。

気持ちがなかなか乗らないけど、複数業者に値段を聞く、相見積もりって大事ですね。

二番目の話は、コロナ禍真っ最中の話。今もそうですけど。
前回、興味深いやり取りはありましたが、複数聞いてみる気力がなく、大手チケット屋さんへ。自粛期間中で鉄道乗車券やホテルや遊園地の割引券は売れなさそうな気がします。案の定、売価を見ると1枚200円になっている。嫌な予感がして買取価格を聞いてみると1枚150円だという。冊子は500円。いくらコロナ渦中で外出自粛中とは言え安すぎ。お店の人も「すみません」と。「買う人がいないからしょうがないですよね」と言いつつ、売らずに店を後にしました。
地下道を逆戻りしてから、地上に出て、存在に気が付いていたものの、ネット検索にはひっかからなかったお店へ。聞いたら1枚260円だという。冊子は3,000円。噓でしょ、と声を上げそうになりましたが、ここは冷静に。だってコロナ前よりは大分安いですから。それにしても大手と全然買取価格が違いました。もちろん異論なく買取をお願いし、現金を受け取りました。

面倒がらずに、複数業者で見積もり取る、相見積もりって大事ですね。

将来、そんな勇気が出るかどうかわかりませんが。一社目「これでいいや」なんてね。