かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

高級果物とシュリーマンの法則

最近スーパーで立て続けに化粧箱入りの果物を買いました。
川中島白桃と種なし巨峰。川中島白桃には等級:秀、なんて書いてあります。
果物好きゆえ、現役時代は閉店間際のデパートに行って、高い果物が見切りになっているのをよく漁っていました。通勤途上だったからデパートだったわけで、通勤がなくなったから閉店間際のデパートにわざわざいかないだけで、行動様式は基本変わっていない。
でも高級果物を買うのは久しぶり。
もちろん、値引きシールが貼ってあるからですが。
そして食べてみた所、やはり段違いにおいしいですね。桃は香りがよく、とろけそうな甘さだし、種なし巨峰は果梗が枯れた茶色で、実は限りなく黒に近い紺色。味も濃い。果梗が緑で実がただの紺色のやつは今一ですから。
やはり旬のものであっても、化粧箱入りの高級品をたまーに買うのがよいかも。
満足度がまるで違います。

シュリーマンの法則というのがあります。
シュリーマン(1822-1890)は商売でお金を稼ぎ、1870年からトロイ遺跡の発掘をした人で、商人ですから町から町へ移動してホテルへ泊まる。その時に、
一番安いホテルの最上の部屋ではなく、
一番高級なホテルの一番安い部屋に泊まる
というポリシーのことをシュリーマンの法則といいます。

部屋は狭くったって掃除は同じようにされるし、廊下に出れば一番高級な部屋の人と同じ雰囲気やサービスが受けられるから。
松竹梅で、竹を選ぶのは一番愚かで、松か梅を選びなさい、という考え方に通じるものがありますね。

そういうわけで、私も時々は実践しています。あくまで時々ね。