かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

趣味の合唱 演奏会終了後の行動(コロナ前)

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さて9月18日はマチネ(昼公演)でした。これがソワレ(夜公演)だと、飲みに行くか家に帰るかの2択ですが、昼公演だと夕方に解散となると、コロナ前であれば、
1. 飲みに行く
2. 家に帰る
3. 別団の練習に行く
4. 別団の夜公演へはしご
というバラエティーが出てきます。3.と4.ですが実際にあります。
私が驚いたケースは、朝演奏会に出演して、昼合流、出演後夕方移動、夜公演出演というトリプルヘッダーをこなした人がいたこと。さすがにこれはレア中のレアです。演奏会がこれだけ詰まるのは、年末の第九くらいしかお目にかかったことはございませんが。
私は飲み会に行かないし、お酒も飲みませんので、家に帰る一択。だいたい精魂尽き果てているので、帰って早くお風呂に入って体をほぐしたい。まあ、ごくたまに夜に別団の練習が入ってしまって行かなければならない、ということもありますが。
ここまでお読みになって、お分かりかと思いますが、こういう本番から逆算して練習がはじまる、都度イベント型合唱団へのガチ参加者は、合唱団を掛け持ちしている人が非常に多いのです。
大体、毎週〇曜日に練習、年1回演奏会、のような常設型合唱団に入っているケース、都度イベント型をいくつも掛け持ちしているケースなど、色々です。共通点は2つ以上の合唱団に所属しているということだけ。

私、20代の頃は常設型合唱団しか知りませんでしたので、「合唱団9つ入っています」と言った人に、「ええっ、週7日しかないのにどうやって練習に参加するんですか。」と思わず聞いたことがあります。答えは「いやぁ土日に複数掛け持ちすることもありますし、月2回しか練習日のない団もありますから」ということでした。

18日の演奏会は、オーケストラ専属合唱団ですから、交響曲や大規模管弦楽付の曲目が中心になります。同じようにオーケストラ付の演目をやる合唱団ばかり選んで参加する人、ピアノ伴奏で日本の合唱曲をやる合唱団や、中世音楽ルネサンスバロックなど古楽系の合唱曲をとりあげる合唱団、無伴奏曲ばかりやる合唱団など、同じ合唱でも別系統レパートリーで鉄分ならぬ合唱成分を補充する人たちもいます。
コロナ前だと、同じオケ専属合唱団の次の演目の練習が始まる、または、練習日程が重なって入ってくることもあったので、そうすると暗譜オーディションの日程が迫ってくる。
帰りの電車の中で、早くも別の楽譜を広げて予習開始、という場合も多かった。
ということで、合唱合唱とせわしない日々を送るのがやりすぎ気味の合唱人たちなのですね。
電車の中で楽譜を広げて、耳にはイヤホンをしたりしている人を見かけるかもしれませんが、あれは恰好をつけているのではなく、「あー、オーディションや本番が近づいてきて、追い詰められているんだなぁ」と思ってやってください。