かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

Honesty is the best policy

”正直は最良の策”
私の人生目標とは別に、具体的な姿勢として、二十代の頃からずっと心がけていたことです。結構勇気がいる場面もあるので、すべてできていたわけではありませんが。
勤め人時代下っ端だったとき、「悪い情報ほど早く上司に報告する」ことを呪文のように唱えておりました。ミスをしたり、仕事の相手先からつけこまれたりしたとき、上司から怒られるからいやだなと思っておりましたが、ぐずぐずしているとことが重大化することも想像できましたので、一時もじもじしていたとしても、なるべく早く報告・相談するようにしていました。
この勇気がどこから来るかというと、黙っていれば事態はどんどん悪化するだろうという想像力からくる恐怖心からエネルギーを貰っていますね。
部下を持つ身になったらなったで、部下のやらかしや自分のやらかしで自分だけで処理できない案件だと思ったら、すぐ上司に報告相談。
どちらの“事件”も、起こるとすごく、すごーく嫌な気分になります。
でも早い目に同僚や上司と自分のミスを認めて共有することで、結局気持ちは楽になります。
よく悪い人が、警察に捕まってほっとした、と漏らす場合があるようですが、よくわかります。 もちろん、いつもそのように行動できるわけではなく、自分で何とかしようと動いているうちに時間が経過してどうしようもなくなったり、対応が終わったかなと思っていたら、先方はまだ問題にしていて怒られた、なんて場合もありました。早とちりだったり、お互いの認識の食い違いだったりという失敗は沢山あります。

相手方が認識不十分だなと思ったら、まあいいや終わり、としないで繰り返し説明していかないといけませんね。
リタイアしてからそんな深刻な場面はほとんどありませんが、認識違いであれれ、ということは時々ありますから、継続して心掛けないといけませんね。

ひとつ最近の例ですと、メルカリで「新品・未使用 未開封品です」とコメントをつけて出品したところ、コメントでサイズを教えてくださいと来たので、包装のテープを外して一度出して寸法を測ったのですね。包装を戻してそのテープで止め直したのですが、買った人がテープが一度はがされた形跡に気がついたら「未開封品」じゃないじゃないか、本当に新品・未使用なの、って一瞬嫌な気持ちになると思ったので、「寸法を測るため、一度開封しました」と商品説明を追加しました。
もちろん、そんなこと気づかない場合だってあるとは思いますが、「ああ、寸法測るために開けたのね」と初めからわかっていれば疑心暗鬼にさせる可能性はないわけです。

ちょっと面倒だな、まあいいや、と思った所を、逃さずに説明をすることを心がける、一言添える、一言挨拶することが、信用を担保することもあるのなら、面倒がらずに言葉をつくすことが大事なんだな、と失敗するごとに思い知らされます。
私は迂闊なのでつい忘れたり、一瞬面倒がって「まあ、いいや、」言わずやらずに済ませてしまうことことも多々あります。
今回は、繰り返し自分に言い聞かせていることをお話させていただきました。