肉の脂を適度に落とせるし、青菜をいっぱい摂れるし、好みの薄味に出来るからしゃぶしゃぶをしょっちゅうやるのですが、唯一不満があります。
具が直前までお湯に浸っているから、いくら水分を切ってお椀にとっても、段々汁が溜まって、ポン酢やゴマだれが薄まってくる。
これがどうにもイヤ。
そこで昨日は思い付きで蒸ししゃぶを作ってみました。
鉄ではない、シルバーストーンかセラミックのガラス蓋つきフライパンを使います。
フライパンの底6割を覆う程度の出汁を入れる。水たまりって感じ。
水分の出る玉葱を薄切りにして散らす。
煮えにくい人参を薄切りにして散らす。
キャベツを3cm角程度に切って沢山散らす。
蕪の実、白菜の白い所、きのこ類を入れてもよいです。
蓋をして弱火にかける。キャベツがしんなりしたら、火を止める。
キャベツは煮ると出る臭いが、蒸しだと出ません。
ここで、白菜の青い所、もやし、水菜を入れて再度火にかけてもよいです。
豚肉のスライスを一口大に切って、並べる。再度蓋をして弱火にかける。
肉が赤から茶色になったら、火を止めて食卓へ。
肉がなくなったら、再度肉を広げて蓋をして弱火。
こうすると、蒸し肉、蒸し野菜状態なので、お椀に汁が沢山たまるということがありません。結果、ポン酢やごまだれが薄まることもなく、楽しむことができます。
おまけに水っぽくならないので、残りは翌日のお弁当のおかずになります。
お試しあれ。
