かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

質問comの創設を

最近ネットニュース記事を読んでいて、記事の内容に感心するよりも、的確なコメントにはるかに多く蒙を啓かれる思いがしますね。
とすれば、これをいかさない手はないでしょう。
マスコミの記者会見なんか見てても、「もっと別の質問があるでしょ」「もっとつっこんだらどう」「そういわれたらこう聞き返したら」という思いが湧いてくるほど、記者たちの不勉強さや質問力のなさにあきれかえることが多いです。
きっと忙しすぎるのかもしれませんね。
だったら、ここは素人がバックアップしようじゃないか、というしくみがあってもいいんじゃないですか。
想定問答を政治家各人別に誰でも投稿できるようにしておく。そしてマスコミ記者はそれを利用して質問した場合、こうやって質問しました、そうしたらこう帰ってきましたという報告を記事を上げた後で書き込むようにする。
有料会員制度も部分的に採用して、そこでは質問に取り上げられた想定問答には謝礼を払うシステムを導入してもいいかと思います。
大体、選挙の時しか選挙民は民意を問えない状態じゃないですか。とすれば常時マスコミに民意を伝えて、それをマスコミは政治家たちにぶつけるようにすれば、デモとか大掛かりなことをしなくても、常時民意を政治家に問う道筋になると思う。
それでね。
質問を通じて当の政治家に「そんな事実があったのか。なるほどそんな考えもあるのか。」と思ってもらって、行動変容を促す、立法へ動いてもらうということが目的なのです。ですから揚げ足取りのような質問はダメ。相手のミスをついてドヤ顔をするのはその時その人だけが満足できるマスターベーションにすぎないから。貴重な時間の浪費ですよ。そんな質問した途端、心の耳は閉ざされ、それ以後話の内容なんか一切受け入れてくれなくなる。スキャンダルについてだったら、公開の場で質問したって確たる証拠を揃えて突き付けて顔色の変化を見るくらいしかできることがないじゃないですか。その辺は週刊誌にまかせたらどうでしょうか。
スキャンダルで自分から辞めない限り次の選挙まで議員なんですから、質問を通じて「こっちがもっといいと思っていますよ。こんなアイデアがありますよ。これを望んでいますよ」と伝えた方がよっぽど実りがあります。
ついでにマスコミは記者クラブなんぞというカルテルはとっとと廃止して、記者会見に出られるマスコミ機関を形式的認可制度にしてどんどん自由に登録させて、まともな記者を増やす努力をしたらどうでしょうか。規制があるところ、必ず癒着と停滞がある。