かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

お酒やめてどれだけ節約できたの

お酒を飲まなくなって久しいです。2016.1.1から一滴も飲んでおりません。
飲めないわけじゃありません。夏場ならビール大ジョッキ2杯はいけるし、ワインはボトル1/2本程度までならなんとか。ちゃんぽんしたら二日酔いですが。
お酒やめる直前の2015年まで、お酒関係での支出はどれくらいあったのか。逆に言うと飲まなくなってどれくらい節約になったのか、それを確かめてみます。
その前にまず、私がアルコール摂取を止めたわけ - かけこみリタイヤ―のダイヤリーで示しておりました長期トレンド、年間飲酒日数のグラフを再掲します。

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https://otosak.hatenablog.com/entry/2021/05/24/120000から

バブル崩壊後とリーマンショックの後に減っていますね。何か関係があるのでしょうか(笑)。

冗談はさておき、過去の出納簿から、家で飲むために買ったお酒の代金、職場や趣味の集まりでの飲み会の費用など、お酒そのもの又はお酒に直接関係する飲食代を2012年から2015年まで4年分集計してみました。

2012年 金額
趣味 飲み会 3回 8,000
保育園保護者 飲み会 3回 10,800
職場 飲み会 2回 9,000
同窓 飲み会 1回 6,000
エビススタウトクリーミー320ml*6*2 2,396
琥珀エビス350ML*6*3 3,750
39,946
飲んだ日数 22日
アルコール容量 634ml

職場の飲み会は忘年会です。忘年会しか行っていない。この頃既に、保育園の子供を迎えに行くから、などと理由をつけてほぼすべての非公式飲み会を断るようになっていましたね。
趣味である合唱団の呑みも、子供の夕食を作って出かけ、夜の練習が終わった後、寝かしつけに早めに帰らないといけないので、ほとんど行っていません。口下手で特に話すこともないし、お金もかかるし、翌日の仕事がつらくなるしと、飲み会で発散するより体を休めるメリットがはるかに上回っていたので、苦痛を感じたことはありませんでした。
お酒の購入代金はいきなり種類を表示して恐縮です。この頃はワインや日本酒の買いだめがかなりあったので、試したかった新製品のビールだけ買っていたものと思われます。
アルコール容量は、例えばアルコール5%のビールを500ml飲んだとすると500×0.05=25mlと純粋なアルコール分量が計算されます。つまりアルコール分100%、エタノールの摂取量です。飲んだお酒の種類と度数を記録しているので計算できます。ただしサワーや焼酎のお湯割りでは、度数は推定です。ってそんな記録取っているのは私位のものですか。
634mlから度数5.5%のビールにひきなおすと、11,164ml。500ml入りで22.3本分。ということは、種類はともかく一日の飲みで平均ビール500ml缶1本開けているってことですね。

2013年 金額
趣味 飲み会 5回 12,600
保育園保護者 飲み会 2回 4,950
職場 飲み会 2回 8,500
同窓 飲み会 2回 9,800
不明 飲み会 1回 3,000
琥珀エビス350ml*6 1,250
伊勢の白酒360ml 788
40,888
飲んだ日数 37日
アルコール容量 1,059ml

趣味や保育園保護者飲み会の単価が安いのは、途中から参加で1,000円だけとか、1,500円払って中座とかしていたことがあったからです。職場は忘年会にもいかず、人事異動期の歓送迎会のみです。買っているお酒は2012年と同じ傾向。このころから日本酒熱が始まっていたのかもしれません。
アルコール容量を5.5%500mlのビール缶に換算すると38.5本。飲んだ日数は増えていますが、一日当たりほぼ一本で変わりません。結構正確にデータ記録していますね。

2014年 金額
趣味 飲み会 4回 15,800
保育園保護者 飲み会 1回 3,500
職場 飲み会 3回 10,500
村祐25BY常盤本生清酒1.8l+開運特別純米酒720ml 4,568
十二六大 2,370
黒龍吟醸特選720ml+神亀純米活性にごり酒 3,211
大那特別純米無濾過生原酒720ml+東一純米吟醸720ml 3,465
花陽浴瓶囲無濾過生原酒720ml+新政Rtype720ml 3,415
羽根屋夏純吟720ml+醸し人九平次純米大吟醸720ml 3,299
clement du jura quaestio extrabrut2009 2,764
房島屋兎心720ml+村祐和720ml 3,078
マルキ酒造甲州葡萄酒2012+山間亀口取燗720ml+開運ひやおろし純米720ml 4,941
60,911
飲んだ日数 64日
アルコール容量 1,857.47ml

一気に日本酒文化が花開いてますね。日本酒詳しい人にニヤリとしてもらえそう。職場は2013年と同じく歓送迎会のみ。
アルコール容量を5.5%500mlのビール缶に換算すると67.5本。一日当たりほぼ一本で変わりませんが、更に日数は7割増しです。

2015年 金額
趣味 飲み会 3回 8,200
保育園保護者 飲み会 2回 14,500
職場 飲み会 5回 25,000
蒼斗七星+開運無濾過純米+新政No.6Stype+新政亜麻猫 6,698
奥夢山水十割720ml+黒龍大吟醸720ml 4,245
射美槽場無濾過生原酒+新政2015頒布会2本セット 5,012
sparkling山本+黒龍吟18号+鳳凰美田 4,806
山間純米吟醸14号+農口純米1.8l 4,860
雁木活性にごり750ml+雪の茅舎750ml+村祐1升 7,020
仙禽直汲みせめ+鶴齢にごり酒+sparkling姿 4,428
84,769
飲んだ日数 79日
アルコール容量 2,071.825ml

そして飲酒最終年を迎えます。2012年からだと一番飲んでいます。太陽が沈む前の残光がひときわ強く輝くようだわ。
アルコール容量を5.5%500mlのビール缶に換算すると75.3本。飲んだ日数は22日→37日→64日→79日と単調増加してしまいましたが、一日当たり0.95本で一日当たりの酒量は少しだけ減りました。そして明けて2016年の正月にいきなり禁酒を決心したものだから、この年に買った、新政No.6Stype、奥夢山水十割、黒龍大吟醸は在庫で眠っています。

さて結果的に家計への影響ですが、

2012年 39,946円
2013年 40,888円
2014年 60,911
2015年 84,769円

の支出がなくなったのですから、禁酒はそれなりに家計に貢献しているものと思われます。それでお菓子の購入対価がそれ以上に増えていたら意味ないですけれど。

今、お酒を飲んでいる方も、一日350mlで何本かなーとか、500ml飲んでるよなーとか、思ったと思います。が、印象だけでデータを取ってみないと、自分に甘く判定しがち。例としては「週に〇曜日は飲んでないはず」とか言ってて実は禁酒日が一日もなかったとか、「500ml一本平均でしょ」と思ったら、2回に1回は350ml足していたりとかあります。

ですから、ビールの箱買いなら、レシートを取っておいて、次に買った時に前回購入日から今回買った日の前日までを日数として、消費本数(箱)÷日数×365日で年換算してみると意外なことがわかって面白いですよ。

印象と実際の計数が違っていて驚く、という経験は、きっと投資や消費行動の見直しに役立つ事と思いますので、面倒だと思ったら工夫して数字を取ってみるのをお薦めします。