今日の苺はスカイベリーです。
スカイベリーってもうちょっと長くて尖っていて、味も酸味が少な目ですーっとした甘味だった記憶があるのですが、安い価格帯のもののせいか、丸に近くて普通に酸味と甘味のバランスがとれていて余り品種の個性を感じませんね。
博多あまおうも熊本ひのしずくも、出始めた時は個性的で味が強かったのに、年々普通の苺の味に近づいている気がします。しかも特徴的なダイヤモンド型や丸っこい形だったのが、グローブみたいにこぶがごつごつしてくる。売り場で眺める限り、高い奴は元の特徴を引き継いでいるように思えますが、F1品種はだんだん平均に帰っていくのかもしれませんね。
株価じゃないんだけど。
経験上、形が悪いもの、ぼこぼごしている奴は、甘味が薄かったりコクがなかったりということが多いです。
そしてこれを朝食で、チーズトーストに苺ジャムをつけながら、同時にほおばる。苺ジャムと生の苺という組み合わせ。
フランスでは、シャンベルタン村のレストランで、シャンベルタンの赤ワインを使って牛肉の赤ワイン煮を作って、同じ葡萄酒を飲みながらいただくらしいです。ワインの値段によってはすごく贅沢なやり方ですけど、とっても美味しいらしい。
私はお酒を飲まないのですが、とっておきのお酒を飲もうという時に、同じお酒をどぼどぼ使って作った料理をアテにいただく、これは贅沢ですね。