かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

醤油さしの迷い道

皆さま、食卓に出す醤油さしで困ったり迷ったりしていませんか。
そうでもない?

私醤油さしについて非常に迷走してまいりまして、今回この記事を書くにあたってつらつら考えてみますと、問題を2つごっちゃにしていることに気づきました。
1 台所で調味に使う醤油をどのように保管し、取り出し使用しやすいようにするのか。
2 食卓で各自が味の調節に使うための醤油さしを用意すべきかどうか。

考えてみるに、刺身を提供する時には、台所で料理するための醤油自体を冷蔵庫に保管しているので、それを取り出して小皿に注げばよいので、我が家の場合食卓用の醤油さしは不要である。したがって、料理をする際に、さっと取り出して、さっとかけられる機能が優先である。

ということで醤油さしの遍歴を見ていきます。

上蓋をはがして醤油を入れるタイプ

これ、もろに2つの問題をごっちゃにした好例ですね。多分500mlだか900mlだかの瓶入り醤油を台所の流しの下に仕舞ってあって、そこから小分けにしていた。それを食卓用と台所用に兼用していた。この形状だと非常に倒れやすく、倒れると零れる。台所の狭い側のドアポケットに入れるとぎっしり入っていない限り横倒しになるので、冷蔵庫での保管には全く向かない。食卓専用とすべきであった。
結局食卓用の醤油さしを別に出す家庭ではないので、廃棄相当です。いや、捨てなきゃとは、思っていたのですが、記事を書くまでは捨てられない、と変な乞食根性で保管しておりました。これで心置きなく捨てられます。

蓋のねじを回してはずすタイプ

次がこれ。最初のやつから余り進歩がみられない。なぜこのような同じような機能のものを買ったんだろう。特に上の蓋はねじが切ってある回して外す式なので、醤油が段々隙間に固まってきて、きいきいしてくる。また前の住居は暑くなると台所に小蠅がよくでてきて、醸造香が好きなもんで、よく注ぎ口につっこんで死亡していた。きゃー。あれ、出ないな、と思っていると詰まっているの。うわーと思って冷蔵庫に仕舞うようになったのだけれど、今度は冷気で醤油が注ぎ口に固まってしまい、機能を果たさなくなる。また冷蔵庫のドアポケットで倒すと零れるのも同じ。これも食卓専用でしたね。

注ぎ口がアクリル蓋で守られているタイプ

蠅が飛び込むのに懲りて、注ぎ口にキャップがあるタイプを導入。これならキャップから垂れたやつを蠅が舐めてもそこは使わない部分だから大丈夫。しかしこれも冷蔵庫に仕舞うと倒れるし、倒れたら零れます。またキャップの縁に徐々に落ちた醤油が固まってきこきこいうのも好きではない。また注ぎ口の形状が甘いのか、普通に注ぐだけで結構垂れて来た。結局お蔵入りです。

注ぎ口兼蓋、本体ともガラス製

これは親の遺産(=残置物)です。ガラス製でしゃれてるけど、容量が小さいから料理で使う感じではなく、食卓に置いておくタイプと思います。これも醤油が固まってくるとキコキコいいそうですね。使ったことはありません。

別の調味料入れを流用

これは醤油さしではなく、生協でとった牡蠣味調味料の容れ物を洗って乾かしたものです。これはキャップを開けるタイプだから蠅よけになるし、注ぎ口も鋭い形状でほとんど垂れません。細身で長身だから冷蔵庫はドアポケットにしか入れられないけど、倒れて零れることはない。しかし、それがまた短所でもあります。なんせキャップが相当固いのです。開けるのに力がいる。現在使用休止中。

ちょっと垂れる

で結局現在はここに行きついています。買ってきたボトルそのままってことですね。このタイプは使用していくと、容器内の別の場所に空気が入っていき、醤油が空気に触れないって言うのが売りですが、欠点は最後の最後まで絞りつくすのが難しいことです。
注ぎ口はやや液だれするのですが、醤油は粘度が低いのでまあまあ我慢が出来ます。キャップもそれほど固くはないし、倒れることもほとんどなく、倒れてもほぼ零れません。ただキャップを開けると細かい醤油が粒となって飛ぶ。
詰め替えは、裏技的にできるようですが、キャップが固くて試したことはありません。使い捨てになっています。

この後の在庫は、全部陶器かガラス瓶に入った大きめの容器なので、再び赤キャップの容れ物が活躍する予定です。
そんなわけで、未だに“これだ”という決定打がないまま、あれこれ迷っている状態です。