かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

口中調味

我が家の朝食は、バターナイフでバターをごく薄くそいでパンに乗せ、上からシュレッドチーズをかけてトーストします。バターは断じてバターでマーガリンは使いません。シュレッドチーズはセルロース無添加に限る。ここは大事。譲れません。

高梨のマスカルポーネチーズが値引きで買えたので、焼けたトーストに塗りながら食べます。溶けたチーズとクリーム状のチーズ、味も違っておいしいです。

今日は歌の師匠からもらってきたじゃがいもを茹でた残りがあったので、配偶者はバターナイフで薄切りにして、トーストに乗せて食べていました。

[じゃがいもの茹で方]
水を入れてじゃがいもを入れたら軽く浮く位の深めの鍋に水とじゃがいもを入れ強火にかける。沸騰してきたら弱火にして約30分。竹串がすーっと通ったらできあがり、とよく言われるが、ジャガイモの皮が少しはじけて中身が見え始めたらできあがり。熱い内にバターをたらして食べるのが一番うまいが、冷えてからバタートーストと食べるのもよいですよ。

私はじゃがいもをバターナイフで割って、ちょっと口に入れ、トーストを齧って口の中で混ぜながら噛みます。
この口中調味という口の中で食物を合わせる食べ方、日本独特の食べ方だと思いますが、最近の方々はやらないようですね。
槇村さとるおいしい関係」でも、一流料理人を育てる謎のばーさんが出てきて、主人公の百恵がご飯を食べるさまをみて、「煮物を食べて味わい、別の煮ものを食べて味わう。それから二つの煮ものを口の中で合わせる。おじょうちゃん、一体どういう育ち方したんだい」みたいなこと言っているシーンがあったと思いました。
うちの子を見ていても、一皿ずつ片づけていったり、極端な場合ですと、おかずだけ、ごはんだけみたいな食べ方をするひともいます。
もっと口中調味の味のひろがりを楽しむ人が増えてもらいたいと思いますが、気持ち悪いとすら言ってしまう人がいるほどなので難しそうです。