かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

個別株投資について

私の投資はインデックスファンドが中心ですが、金額的には個別株の割合が高いですね。

・昔は売買単位が1000株のものが多くて、まとまったお金が出ていった。
ETFを買い始めたのはごく最近の2020年2月から
・2018年からつみたてNISA開始なので、年40万円の枠だと金額的な割合がそれほど大きくなっていない。

そんな理由があります。

個別株を買うとすると、どんなやり方があるのか考えてみますと、
高配当株狙い
連続増配株狙い
株主優待狙い
PERやファンダメンタルの割に低評価というバリュー株狙い
比較的高評価で値段高めだが一段の高値を狙えるグロース株狙い
ざっとこんなところを思いつきます。

・高配当株狙い
長期に保有することが前提なので、過去及び現在高配当だからと言って、将来も高配当が続くとは限らないし、高配当銘柄で生活費の大部分を賄うにはかなりの金額をつっこむ必要があります。では、生活費の足しや小遣いにするという目標からすると、年金生活を開始するのはまだ5~10年後と考えていますので、その段階で高配当が維持されているかどうかは全くもってわかりません。配当が貰えてうれしい、励みになることは否定しませんが、現在の生活費はすべて預貯金から賄っていますので、配当金を再投資することになります。だったら20%課税されずに再投資型のインデックスファンドで分配実績のない商品につっこんでおいた方が複利効果があがります。

・連続増配株狙い
実は2銘柄ほど保有しています。出来心で。
連続増配ということは、業績が変動しても連続増配できる程度に配当性向を抑えているともいえるわけです。これもお楽しみの範囲で考えています。一般NISA口座で個別株を取得している場合5年間の非課税期間終了時、年末の時価で取得価額が付け替えられますから、さらにロールオーバーしてもしなくても、その後の売却では5年間の非課税期間満了時の時価=取得価額との差額が課税されます。とすると5年間の終了時に株価が下がっていると、最初の取得価額の一部も譲渡益に認識されることがあり得ます。
それは賭けなので、だったら配当だけでも非課税で貰っておこう、という考えもありですね。

株主優待狙い
私はこれ。PERやPBRが低いものから選んで所有していますが、これはサルがウキウキいいながら購入ボタンを押しているのと同じ。というのもPERやPBRが低いのは会社のファンダメンタル予想が悪くて投資家がそっぽを向いている銘柄である可能性があるからです。でも私はそんなの気にしないです。
株式会社はつぶれさえしなければ、敗者復活の目はあります。そこが競馬や宝くじと違う所。わたしにとっては「敗者復活戦のあるギャンブル」と捉えています。

・バリュー株・グロース株
趣味としてはまると、はまっちゃうんでしょうね。胴元の取り分がないだけ、競馬よりよほど生産的、かつ、成長することからすればゼロサムでもないし、私にはうかがい知れないマニアの世界という気がします。私もインデックス投資マニアといえば、そうとも言えるので、人のことは言えないですが。

他にも米国株も最近人気。特定銘柄は売買手数料がかなり安くなってきましたし、環境整備も大きい。あとは米国株市場が急落・低迷したときにどれだけ生き残っているかです。
それから個別株は、少なくとも10~20銘柄以上に分散投資しないと、個別銘柄の評価損がどーんと出た時にメンタルをやられます。どうしたって銘柄の入れ替えのために監視し続けないといけない。その辺が楽しいと思える人向けです。