かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

丸鶏焼きました

クリスマスはとっくに終わっていますね。2日後、いや3日後かな、27日にやっと鶏を焼きました。
昨日焼いたのは一部分だけですけれど。生協から届いたのは2kg。ド迫力です。

国産鶏種 はりま

丸鶏をオーブンで焼く気はまったくありません。去年野菜を炒めて腹に詰め込んで楊枝で止め、オーブンに入れたら5時間はかかったかな。家庭用電子レンジ兼用オーブンでは火力が足りなくてものすごく時間がかかります。だったら、今年はばらしてフライパンでガス火だと決めていました。
まずは手羽を持ってつるし切りみたいになりました。ぐにょぐにょしているので、切りにくい。関節にある軟骨の隙間に丸く切り込んでいって切り離します。腿も同様に。
胴体は背骨の脇に切れるところがあるので、そこで2つ割りにします。
通常の包丁ですが、切り込んでいくうちに関節のすきまに刃が入って切り離すことができます。
フライパンに油を熱してから、ニンニクの薄切りを炒め、香りが立ったところで鶏肉を投入。手羽1本と胴体半分、胸肉の一部分をそいだものでいっぱいとなる。
5分程度焼いたら、焦げ目がついたのを確認して裏返す。
隙間にぶなしめじと玉葱の薄切りを散らして蓋をして30分。
そろそろ焼けたかなーと蓋を取ってみると、なんとフライパンの半分くらいまでの深さにコラーゲンと油が沁みだしています。すごい油。ローストチキンじゃなくて、アヒージョになっちゃった。
売っている鶏胸肉とか鶏もも肉にはここまで皮がついていませんね。鶏皮って別に売られています。丸鶏だと分厚い脂肪のたっぷり詰まった皮がそのままついているので、ばらしただけで焼くとすごいことになりました。
途中で油は捨てました。
食卓で骨だけになったので、第二段として、もも肉1本と胸肉をもう少しそいだものを追加で焼く。今度はフライパンの蓋を取って裏表焼いてから蓋をして蒸し焼きにしてみました。それでも多量の油が出ました。

明けて28日。今日は手羽先1本と手羽元1本と前身ごろ(笑)一つを焼きます。前身ごろの胸肉の前に分厚い皮がついているのでこれをペロッとはがして除く。
フライパンで焼き目がついたところでひっくりかえし、もう片面にも焼き色を付けます。
その後、極薄切りの人参、玉葱スライス、ぶなしめじを隙間にほおりこんで、上にじゃがいもの極薄スライスを載せて、ここで蓋をする。
皮を大きく取り除いたので、油で煮る状態にはならず、野菜は鍋にくっついていたところが焦げてしまいましたが、おおむね良好な味になりました。
上の子は、鶏肉は好きだけど昨日脂ぎった肉を食べ過ぎて「気持ち悪い」「しばらく鶏肉はいらない」と言っていたのですが、香ばしく焦げた手羽手羽元を齧ってご満悦でした。
次の課題は蓋をしてじっと焼いているせいで焦げ付いてしまう野菜、上に乗せた極薄じゃがいもが斜めに並んで引っ付いてしまう問題を解決しなければなりません。