かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

牡蠣フライは自作が最高、安いし

昨日の夕食は、牡蠣フライを作りました。

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9個入っていました

生協の配達品。志津川湾でとれたもの。志津川といえば南三陸町で防災庁舎が津波で骨だけになったところですね。流された牡蠣の養殖いかだも復興してきて、種付けの間隔を従来よりも広くとるようにしたそうです。
牡蠣フライを自分で作るようになると、もう外で食べようという気にならないですね。
生協の冷蔵品の牡蠣は素晴らしいですが150g697円と、少し値段も高い。しかし粒も大きいししっかりしていて、少しも苦みやえぐみがなくって噛むと栄養がじわっと口中に広がるようで、十分価値を感じます。
スーパーの鮮度パック加熱調理用は松島湾産150g398円で、まあ私は値引きシールがつかないと買わないのですが、ここのところ値引きになる前に売れてしまっている。
加熱調理用は生食用よりも粒が大きいらしいです。
小鉢を2つ用意して、一つに薄力粉、もう一つにパン粉、中鉢で卵を溶く。牡蠣はしっかりペーパータオルで水分を拭き取ります。これが不十分だと上げてる途中に水が油にはねて熱いものが飛んできて痛いから。
天ぷら鍋に、使いまわしの油を入れ、卵をぴっと落として鍋底に着いたらすぐ上まで上がってくる状態の温度になるまで待つ。薄力粉、卵、パン粉の順に牡蠣をつける。つけかたは、小鉢を手に持って箸で牡蠣を裏返しながらトントン回す感じ。薄力粉がしっかりまぶらないと卵はくっつかないし、卵がくっつかないとパン粉がつかない。
それから天ぷら鍋に入れますが、入れたらジュバババという位に熱めの状態で入れないと、最後パリッとしません。
まあ、細かく記述しましたが、実はそれほど大したテクニックがいるわけではありません。2,3回やれば身についてしまいます。
もっとも、気がせいて油の温度があまり上がってない所に牡蠣を入れてしまい、衣がしっとりと出来上がってしまう、という失敗をします。せっかちなんでしょうか。
衣がしっかり固まってきたら一度裏返します。
衣全体がうっすらきつね色になったらできあがり。
ペーパータオルをしいた平皿に、油を軽く切って置いていきます。
本当は油キレは少々時間がかかるので、すのこつきバットに一度上げるのがよいのですが、油汚れのものを少なくしたいので、いきなりペーパータオルの上に置いて、まとまった数が出来たら食卓へ持って行きます。
揚げたてのフライは、水分も切れて、ほんと買ってきたしっとりフライとは比べ物になりません。店で揚げたてを食べたらもっとお高いし、なにより食事後にぐでっとできないじゃないですか。寒い中家に帰らないといけない。
自分で揚げて自分で食べる時は、中断しながら揚げたりもします。気温が低いから食卓にしばらくおいておくと冷めちゃいますからね。
家族に食べさせるときは、最後に揚げてお皿に取った後、揚げ油を油こしポットに熱い内に流し込むことだけやってから、食卓へ向かいます。最後に揚げた分は自分用。
揚げたてを食べるのが楽しみなので、洗い物は後でゆっくり。
油こしポットの油は、炒め物や次の揚げ物に再利用します。何回か使うと、底の方に茶色く飴状に粘った部分が溜まりますので、これは揚げ物をするときにポットに残して拭き取って捨てます。油は国産ブレンドの菜種油。腰が強くて4,5回使えます。
油の始末が面倒に感じますが、油こしして再利用だと、捨てる部分はごくわずかなので結構頻繁に揚げ物をやるようになりました。
私は買わないのですが、永谷園のお茶漬けのりが7年ぶり3%~14%値上げとかニュースになっていましたね。小麦粉の値上がりを受けてパンも値が上がったり量が少なくなったりしています。自衛手段としては、なるべく自作をふやしていくしかないかな。かといっていきなりパン焼きに挑戦するわけではなく、自分にできる無理しない範囲でゆるくいきます。