かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

葬式は突然やってくる

昨年の2021年5月25日に母の葬儀の事を書いていますが、
gendai.ismedia.jp
今回この記事を読んで思い出した母親が亡くなった時の話をまた書きます。

母は子宮癌で最終的には終末病棟に入院しておりましたが、夜に姉から呼び出されました。
入院中の死亡なので医師が死亡時刻を確定しすぐ診断書を作成してくれます。
それはいいのですが、言葉は悪いかもしれませんが、死体になってしまうと霊安室で安置してよいのはその日の夜だけ。24時間以内に退去してくださいと言われます。
だから即刻葬儀社を手配して、斎場を手配して、斎場の空きが取れなければ、ドライアイスと冷蔵室で一時保管してくれる場所を手配しないといけないのです。

葬儀社の手配は大体2種類のどちらかとなるでしょう。
一つは自宅の近くてずっとやっているけど、看板だけで口をきいたことのない葬儀社にお願いすること。
もう一つは病院に葬儀社を紹介してもらうこと。

私と姉は、病院に葬儀社を紹介して貰いました。
深夜にかかっているにもかかわらずすぐ来てくれ、こちらの「直葬、簡素、親族立ち合いのみ」と希望を伝えると、その場で見積書を作ってくれました。
それからカタログで、お花や祭壇、お棺などのグレードを決めていくのですが、ここは姉と軽く語らって、故人も常々言っていた通り、一切の見栄を張らない方針でいきましょうと私が提案し姉も賛成してくれましたが、私が一番安いお棺、花はちょっとだけ、祭壇は簡単に、あとで自宅にしつらえた時に焼香が出来る最低限で一番安いセット、オプションは一切なしで選んでいきました。お棺なんて豪華にしたって結局焼いちゃうんだものね。

直葬だから何の迷いもないけど、参列する方式だとそんな簡単に気持ちは決められないかもしれません。だけどねオプションを積み上げていくと結構な値段になってしまいますから、会葬形式だったら最低限必要なものを聞いて値段を出してから、どこまで足していくのか考えた方がよろしいかと思います。

また、埋葬とお寺さんとの関係は数年前に故人より既に引継ぎを受けていましたので、改めて檀家の変更などの手続きを行うことをお寺さんと打ち合わせることにして、とりあえず直葬での読経だけお願いして来てもらいました。

戒名については、ぶっちゃけいくらくらいが多いのか聞いて、〇〇万円~〇〇万円位との情報を得、その上で姉と意見をすり合わせて、位牌をお寺さん経由で頼むけど、戒名はなし、ということでお願いしました。
読経に来てもらって、葬儀屋さんの意見を聞いてお布施をしたので、それでよしと。

あんまりなんにも払わなすぎだと、お墓に収める時にお寺さんに意地悪されるとか聞いたことがあったので、ぎちぎちしすぎるのもよくないな、と思って。
まず正直に相場というものがいくらくらいかはっきり直接聞いてから判断するのがよろしいかと思いました。
病院の紹介してくれた葬儀屋さんが良い人で助かりました。