かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

近所のクリーニング屋がひっそり閉店 ポイントカードが気になる

いつも通っている表通りですが、ふと見るといつもこの時間なら空いているはずのクリーニング屋さん、ガラス戸が閉まって中が暗くなっている。
おやっと思って近づいてみたら、「2月28日で閉店しました」の貼り紙が。

いつも前を通っているくせに丸一か月気が付かない私も迂闊ですが、勤め人でなくなってから季節の変わり目にクリーニングを出すこともなくなったし、コンサート出演もほとんどなかったので礼服やドレスシャツを洗いに出す機会もなく、コート類も配偶者の分共々あまり外出しないせいで汚れてもいなかったため、しばらくクリーニング屋さんにいく機会がありませんでした。

一番気になったのはスタンプカードです。
300円ごとに1スタンプ押してくれて、50スタンプたまると1000円引きになる。
出すときは1万円近くになることもあるので、しっかりスタンプを貯めていたはず。
案の定43スタンプも溜まっていました。惜しい。
行きつけって、一度決めると後は考えなくていいから、その後もっとお得なライバルが現れたとしても、いちいち頭を使わなくてよいラクさを優先、よっぽどお得な情報が目に入らない限り変えません。
それが時々いきなり梯子を外されて、また「どこがいいかな、どこがしっかりしているから、どこがオトクかな」って考えなければならなくなる。あーめんどう。
でもずーっと今あるものが続くわけではない、盛者必衰の理(ことわり)ですね。
そんなことが時々ありますから、貰ったポイントは、貯めて使うと割合がよくなる場合を除いて、出来るだけさっさと消化するようにしています。
今回はタイミング悪く間に合わなかったけど。

全然関係ありませんが、ホテルレストランの経営と理念が書いてある記事を読んでいたら、個人経営のレストランは、シェフそのものが老齢で引退していつかは味が提供できなくなる、ホテルレストランであれば、そのようなことが起こらないように世代交代のしくみをしっかり構築しておいて百年以上も味が継承される体制を作るべきだ、と書かれていました。その使命感と、先を見据えた上で、時代の変化に対応して生き残ることを経営理念としているのは本当に素晴らしく、また同時にとても難しいことなのだなと感じました。