かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

捨てた急須を拾う人あり…漏るんですが

棚から落として蓋が真っ二つに割れた急須を、陶器用接着剤使って直した話。
otosak.hatenablog.com
次に急須の茶葉を止める細かい穴が詰まったのでガス火で焼いたら、詰まりは取れなくて水が漏るようになってしまった話。
otosak.hatenablog.com
そして今日、燃えないゴミの日だったので近所の集積場所に出しておいた。
そうしたら回収がくる前に誰かに持ち去られた。
いえ、捨てたごみを拾って活用していただくことに何ら意義はございませんが。
それ茶葉を入れてお湯を入れて、しばらくするとじわーっと漏ってくるんですけど。
外見からは分からない。
まさか蓋が割れていて接着剤で継いだ急須を持って行く人がいるとは思わなんだ。

それで思い出した。
今の家に引っ越すちょっと前のことです。
実家の整理をしていたら、私のスティック型掃除機が出て来た。どうやらいらないからと実家に預けてそのまま忘れていたものらしい。要らないものを実家に預けるなんて断捨離人としてはやってはいけないことなんですがね。かなり前のことだったと思います。
このスティック型掃除機は自立しないんです。持ち手を柱にフックかなにかつけて吊り下げておかないといけない。私的には自立しないスティック型掃除機は“ありえない。”
でもまあ、せっかく出て来たんだし、ちょいと使ってみるか。
ということで当時住んでいた部屋のフローリングを掃除してみました。電源スイッチをカチッと入れると力強いモーター音が。ややうるさいかな。
それで床をなでてみたのですが、どうも変だ。
そこで目立つほこりをわざわざ置いてみました。

ぜんぜん吸わないじゃん。
どうやら電源は入るしモーターも回るけど吸い口から吸い取る力がまったく感じられない。
これはダメだ、ということでネットで清掃局の粗大ごみ予約をしました。
当日朝、マンションの表に出して出勤しました。まだ勤めていた時期の事だったです。
そして帰って来て掃除機がなくなっているのを横目で見て、マンションの玄関をくぐり、いつもどおりポストの郵便物を確認。ん?なにやら紙が。
清掃局の人が書いたもので、「ご指定のものがみあたりませんでした」にチェックあり。
ということは、回収される前、回収は8時30分頃だからその前に誰かもっていったんだな。吸わない掃除機なのに。
いや、持って行ったのはいいけど、使わないからってまた戻したりしないよね。
粗大ごみシール貼って、混んでいるところ二週間先の日付で申し込んでやっと今日持って行ってくれる日だったのに。
戻したら承知せんぞ。
という気持ちで一週間、二週間過ごしましたが、掃除機が戻ることはありませんでした。

この話は続きがありまして。
今度は家で使っていた掃除機の電源が入らなくなった。
これも粗大ごみ予約して、コンビニで粗大ごみ券を買って貼って、まではまったく同様。
今度は勝手に持って行かれて、故障してるからって勝手に戻されたら、予約に二週間以上かかるんだから、絶対そうならないように。
掃除機を買った箱を取っておいた。当時はまだそんなことをしていたんですね。断捨離人としてはあるまじき行動ですが。
電源の入らない掃除機を買った箱に入れなおして、緩衝材も詰めて蓋の上に「この中に掃除機が入っています」と書いた紙を貼る。これは清掃局の人向けのお知らせ。もう一枚側面に「電源が入りません」と書いた紙を貼る。これは再利用をたくらむ人向け。
そうしたら、無事、帰宅時に掃除機は跡形もなく、ポストに清掃局の人からのメッセージもなく、無事回収されたようです。

それで最初の急須の話に戻ります。
再利用してやろうって持って行くのは全然かまいません。むしろ歓迎。しかし外見上何の問題もなさそうなものだけど、いくら捨てたものを拾ったからと言って「欠陥勝因を掴まされた」感ありますよね。
やっぱり「水が漏るので使えません」って紙を貼っとけばよかったかしらね。
今頃「なんだこれは!」とかたたき割ってなきゃいいけど。

常滑焼は、叩きつけると尖った破片がとんできて危ないですから。