かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

楽天クレジットカードから楽天キャッシュへのつみたて切替

先日よくわからないところがある、と書きましたが、楽天証券にログインしたら簡単でした。

楽天キャッシュ決済へ切替えるべき理由

なぜ楽天クレジットカード決済から楽天キャッシュ決済へ切り替えなければならないかおさらいします。楽天ポイント付与条件の改悪が原因です。

1.楽天カード楽天キャッシュへチャージしてつみたて 0.5%ポイント付与
 8月買付分から 7月12日が設定期限
2.楽天クレジットカード決済でつみたて 1%ポイント付与→0.2%ポイント付与
※年率0.4%税込未満となる投資信託の買付のみ。0.4%税込以上なら1%付与継続
 9月買付分から 8月12日が設定期限
3.楽天市場におけるSPU条件の変更 2022年4月から
 旧) 月に500円以上の投資信託買付に1ポイント以上使うと:+1倍
 新) マネーブリッジ設定+月に30,000円以上の投資信託買付に1ポイント以上使うと:+0.5倍

3.については楽天市場で買い物をしない限り関係ないですけれどね。

投信積立への影響

問題は2.です。
信託報酬のうち、楽天証券が受け取る代行手数料が0.4%未満の商品
信託報酬は、運用会社、販売会社、信託銀行の三社で分け合いますが、eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)の場合ですと、

委託会社 三菱UFJ国際投信株式会社
販売会社 (この場合)楽天証券株式会社
受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社

となり、販売会社である楽天証券の取り分は、0.042%*1.1=0.0462%税込。0.4%には及びもつきませんね。低コストインデックスファンドはすべてポイント付与が改悪になってしまいます。

楽天クレジットカード積立をしていた人の変更の仕方

楽天銀行楽天証券のマネーブリッジを設定
楽天証券で積立設定をして低コストインデックスファンドを楽天クレジットカードで決済
してきた方は、
楽天キャッシュアプリをスマホに登録の上、次の3パターンの変更を行うことになります。

1.つみたてNISAで毎月33,333円を楽天クレジットカード決済で積立
7月12日までに、全額を楽天クレジットカード決済→楽天キャッシュ決済に変更
楽天キャッシュの残高キープチャージを33,333円以上に設定

2.つみたてNISA以外に特定口座で毎月16,667円を楽天クレジットカード決済で積立
7月12日までに、16,667円分を楽天キャッシュ決済に変更
楽天キャッシュの残高キープチャージを1.と合わせて50,000円以上に設定

3.一般NISA又は特定口座で毎月50,000円を楽天クレジットカード決済で積立
7月12日までに、50,000円分を楽天キャッシュ決済に変更
楽天キャッシュの残高キープチャージを50,000円以上に設定

またクレジットカード決済での1%付与は、8月積立分までは生きていますから、オプションとして
4.-1 7月12日までに楽天クレジットカード決済で50,000円まで新規積立設定(一般NISAまたは特定口座)
4.-2 8月12日までに新規積立設定した分の解除
として最大限ポイントを稼ぐ方法もあります。

クレジットカード決済による積立設定の上限が月5万円ですから、8月分を楽天キャッシュ決済に移行したため、クレジットカード決済つみたての枠がまるまる空いた隙間を埋めるものです。
つみたてNISAの方もクレジットカード決済つみたての枠は空きますが、年間40万円のつみたてNISA枠が空きませんので、つみたてNISAでは新規積立設定ができません。
ポイントを目いっぱい稼ぎたいという場合は8月分のみ特定口座で買い付けをしましょう。
9月分以降も一般NISA枠内、又は特定口座で、0.2%ポイント付与を受けたいということでしたら、8月12日までの解除は必要ありません。

切替スキーム

実際の操作は極めて簡単で、既に楽天クレジットカード決済で積み立てている方は、楽天証券にログインしてNISAのページを開くと勝手に変更がポップアップしてきますので、後はそれに従って画面をすすめるだけです。

私の場合、一般NISAで120万円枠が余裕で余っていることから、
① 7月12日までに、50,000円積み立てを楽天クレジットカード決済→楽天キャッシュ決済
② 7月12日までに、50,000円を楽天クレジットカード決済で新規積立設定
③ 8月12日までに、50,000円の楽天クレジットカード決済を解除
というスキームとしました。

新規に積み立てをする方、手動で変更する方も簡単です。従来の設定を解除して、投資信託の画面で、積立注文のボタンを押せば、引落方法に楽天キャッシュ(電子マネー)と出てきます。
後は画面遷移して残高キープチャージを設定します。楽天ペイアプリのポイント払い瞬間チャージとは異なりますので気を付けてください。次のURLの下方に設定方法が書いてあります。
楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立 | 取引ガイド | 投資信託 | 楽天証券

画面例

では最後に私が楽天証券にログインした後に、出て来た画面に沿って設定したものをご紹介します。

変更に進むを押します。

次へを押します。
楽天キャッシュ決済では1日に固定されているクレジットカード決済と異なり、好きな日付を選べるようですが、ここではまず一括変更しています。

楽天キャッシュの設定へを押すと、楽天会員ログイン画面へ遷移します。

ユーザーIDとパスワードを入力してログインします。

規約に同意してチャージ方法を設定するを押します。

クレジットカードを選択して、設定するを押します。

クレジットカードのセキュリティコードを入力して、次へを押します。

設定金額は既に入っていました。あなたの投信積立金額を確認して、上記金額で設定するを押します。

スクロールして、楽天証券ページに戻るを押します。

楽天証券の画面に戻りますので、取引暗証番号を入力して変更するを押します。

注意メッセージがポップアップしますので、別ウインドウで見ておくとよいでしょう。
右上の×を押して閉じます。

完了メッセージが表示されましたので、積立設定一覧を押します。

設定状況が表示されました。楽天キャッシュが毎月50,000円となり、楽天クレジットカードが0円となりました。

私の場合次に、空いたクレジットカード積立枠を埋めるため、投資信託の積立注文を同じ銘柄(違う銘柄でもいいですが)について新規設定します。ここから後は未確認の目論見書を確認したりとかありますが、肝心な画面だけ抜粋します。

引落方法が増えていますね。ここで改めてクレジットカード決済を設定します。

毎月12日までに設定すれば、翌月の積立から設定できます。

設定したものの一部です。同銘柄同額を楽天キャッシュと楽天クレジットカードで積立設定しました。楽天クレジットカード分は8月12日までに解除する予定です。