かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

生稲晃子さん炎上ふたたび?

jisin.jp
NHKのアンケートに、「憲法改正は必要です」以外、すべて無回答としていた件で炎上し、本人は回答を出していたけど、事務局責任者の処理ミスで回答が掲載されていなかった、と選対都議が説明し、ご本人も矢継ぎ早にツイートした件ですね。
今度は、そのうちのコロナ対策への回答が、同党の朝日健太郎氏の回答とほぼ同じ、という上記記事です。
まあ、この文言だとあんまり違いが生まれようのない長さですよね。多分自民党としては今度ばかりは突っ込みどころが一切ない完璧な文章をのせなければならない、となるから、いきおい事務局が作文して選対本部が添削する。そうしたらほぼ同じ文章になっちゃうでしょう。だから役人の作文を知っていれば、それほど騒ぐことでもないけど、句読点や語尾の形以外はほぼコピペですから、一回目の炎上で自民党の操り人形であることを露呈したダメ出しとしてのニュースバリューはある。だから記事にしますね、やっぱり。
党としては、操り人形が当選してくれるととても効率がいい。
まず、昔テレビでアイドルだったという郷愁で一票を入れてしまうだろうおじさん、おばさん、いや、おじいさん、おばあさんに期待しちゃう。特定年代に知名度があるから、広報が安上がり、テレビで見ていた親近感から、よくわからない他の候補よりかは、という心情に訴えて得票が狙えます。
だから、「何も考えていない」と炎上でばれてしまうことだけが困る。「清き一票」「国民の負託に応える」わけだから、いくら郷愁があっても、自分が一票を投じる候補がDQNだったら、自分の投票価値や行動に自分で疑問を持ってしまいプライドが傷つきますからね。
これが選挙後だったら全然問題なし。第一有権者は誰に投票したかなんて、投票所の出口をくぐった途端忘れてしまうから。有権者のプライドさえ傷つけなければ作戦成功です。
そして当選した暁には、当然一挙手一投足を本部にお伺いを立てにくるから、いちいち指示して「操れ」ばよいです。
広報の手間が省けて、国会の議決で本部が自由に操れる、これほどおいしい存在がありましょうか。
ま、有権者をバカにしているわけです。
いくらネットで炎上しようが、うまくやりすごせば、テレビで炎上したわけじゃないので、それほど怖くないと思っているでしょう。そして、当選した場合は、当選数に達する位の数のバカにされた有権者がいた、ということになりますね。
ここからは私の想像です。
NHKのアンケート、選対本部で処理を忘れていて、期限ぎりぎりで生稲さんに確認してもらう時間もなくなってしまい、仕方がなく党是の憲法改正だけは確認しなくても入れなくてオッケーだろう、ということで見切り発車したんじゃないでしょうか。
その後炎上したので、生稲さんに事情をはなして、回答作文を用意し、これでお願いします、でないと当選に黄色信号がともって党本部から叱られるからスミマセンお願いします、みたいに動かしたのだと想像します。
そうすると最初の炎上での選対の答えはウソをいっていないことになります。
ここ大事。
本当のことを言う必要は一切ない。
しかし嘘を含めると、何かの拍子につじつまの合わないボロが出た場合に進退窮まる。
ゆえに嘘を言ってはならない。
そこでこれ以上炎上しない程度に事実を開示した風をよそおって、本当のことの一部を開示する。
ということではないかな。