かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

合唱コンクール説明会・抽選会

昨日は合唱コンクール参加団体の説明会と出演順の抽選会があるということで出かけてまいりました。
場所は参宮橋のオリンピックセンターです。ここ中広いから○○棟の○○号室まで聞いておかないと絶対行きつけないので要注意。守衛さんのいる門をくぐったって公園みたいにあちらこちらにちらほら建物が散らばっていて、今日の催し物、みたいな掲示板がない。
株主優待人必携、又はリタイア―必携の自転車で向かいましたが、問題は日差しの暑さですね。
これだけ感染爆発しているんだから、昨年みたいに「説明会やりません。抽選は事務局で厳正に行いますので信用してね」という流れになることを一縷の望みを持って出発直前まで待っていたのですが悲しいことに何の通知もなく、仕方がないので出かけました。
私の家は山の手台地の上にありますが、参宮橋までは30分程度で山の手台地を降りる坂と、新宿中央公園当たりで代々木方面へ向かう登りがある位で、それほどきついアップダウンがあるわけではありません。
それでも遮るものの無い車道の端を漕ぎ続けるのはしんどいので、常にビルや高速道路の影になるような場所を選んで、えっちらおっちら漕いでいきます。
用心のため、水出し番茶と氷を350ml入り魔法瓶水筒に詰めて持参することも忘れず。
今回出演するのは、私の所属する男声合唱団ですが、私は代表でも何でもありませんが、代表者から「行ってくれませんか」と言われたので快く引き受けたのでした。
大体先生を除いて団員が9人しかいないから、誰でも何でもやらないとね。
通る道はビル街で開けているけどビルが日差しを遮ってくれるところが多く、直射日光を浴びる時間は少なかったと思いますが、やはり疲れました。
オリンピックセンターでは、守衛所を過ぎて左手に自転車置き場があるので、ここに置いて後は歩き。構内は結構な山になっていてセンター棟まで階段を使いつつ現地到着。
9月に行われる合唱コンクールは、コンクール全国大会の予選も兼ねています。中学校部門、高等学校部門、小学校部門、室内合唱部門、大学ユース部門、同声合唱部門、混声合唱部門に分かれていて、各部門1位の団体が全国大会にコマを進めることが出来る。また昨年全国大会で一位の団体はシード権があり無審査で全国大会へ進めます。前回、同声合唱部門と混声合唱部門で東京代表が全国一位となり今年度の大会ではシード参加となっています。
室内合唱って何?って思うかもしれませんが、規模の小さい合唱ということです。規定では6人以上24人以下とされています。人数が少なくなってくると、例えば4人とかになると合唱というよりはカルテット、四重唱と呼んだ方がいい。線引きは簡単ではありませんが一種の決め、ですね。
さて1時間弱、出演の仕方や書類の準備、当日の注意事項などの説明があり、いよいよ出演順の抽選。
事務局長のエクセル画面を前方スクリーンに映して、エクセル上で参加団体数を入力するとランダムにあみだくじが出てくる。あみだの場所を申し込みの早い団体から指定する。
出演順はあみだの下側に隠されていて、部門別にすべての団体があみだの場所を指定し終わると事務局長が実行ボタンを押し、結果が表示される。
この結果は、出演順ではなく、出演順の枠をとるための希望を出す順番です。
あみだで1番を引いた団体が、画面で大写しされている、その日のスケジュール表の指定枠から好きなところをとっていきます。
見ていたら予想通りですが、部門の一番最後の枠から埋まっていきました。
休憩後すぐの枠は会場がざわついていやだ、とか、そういう考え方もありますが、今回はコロナ対応のため、当日間際になって出演できなくなる団体もありそう。
そうなると、当初の終演予定時刻が遅いため、空いた枠は順次詰めていって、結果的に休憩時間も動かす可能性があるとのお話でした。だったら休憩後、休憩前などと考えることはあまり意味がない。合唱人としては、ソプラノやテノールといった高声パートは朝は絶対調子が出ないので、できれば午前中に練習して喉を温め、できるだけ遅い時間に出演したいと考えるのが通例なのです。
結果的に、かけもち出演団員が多い1団体が、少し前の枠を選んだほかは、全部最後の枠から順番に希望が埋まっていきました。
ところで低声も朝が調子でないのか、というとこちらはそんなことはなく、低い声を出したかったら前の日に沢山お酒飲んでおけ、という冗談かつ半分本気の話があります。
お酒を飲んで声帯が充血していると確かに低い声は出やすくなるようですが、充血しているので早い時間にその効果が尽きてがさがさしてきちゃう。ということは、飲んだ後それほど肉体が疲労していないうちに練習もあまりせずに歌うのなら、という条件付きになります。午前中に出番がくる中高生などと違って、大学生社会人の一般団体は、当日午前中に場所を借りて最後の調整をするところがほとんどですから、お酒飲んじゃう方式は実際にはやっていません。と信じたいです。
さて私はくじ運悪く、同声8団体中7番を引いてしまいました。
今までのお話のとおり、当然のごとく、同声団体の出演順2番に決定。
抽選が終わった部門から流れ解散となりました。
ところで私の座った机の2つ後ろの方は、時々痰が絡むいやな咳をしていましたが、かんべんしてほしかった。机の間隔が広いからいいけど。抽選会に欠席すると、必然的にくじは最後になって空いた枠にさせられてしまうから無理して出てくるんだろうけど、だったら代わりの人を立てればいいのに、と思いました。
終わって会場を後にすると、午後の焼けつくような日差しもやや西に傾き、でも焼け付く日差しは少しも弱くなっていませんね。水筒の水出し番茶をごくり、と飲み込んで、自転車をこぎ出して帰路に就きました。