かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

スーパーのはしご、します。別の理由で

諸物価高騰の折、「1円でも安く」スーパーのはしごをすることに賛否盛り上がっているようです。
news.yahoo.co.jp
・十円単位で差がなければいかない。
・勝負して勝った気になる。
・それより無駄な買い物をしないことが先決だ。
・安く買えたと思うと、お菓子やお酒を買ってしまう。
各自の価値観で行動しているところがよいですね。どうも同じ品を1円でも安く、という人は少数のよう。
生鮮品は販売単位も産地も鮮度も違うから簡単に比較できないし。
安くても量が多かったら結局無駄にするか、鮮度が落ちて繰り返し我慢して食べることになってしまう。

インデックス投資界隈では、家計の見直しで、日々の小銭をコントロールする前に固定費の見直しを、というスタンスが多いので、1円でも安くで動く人は多くなさそう。
第一スマホでちらしを見て比べるなんて面倒くさそうじゃないですか。
日刊新聞を購読していれば紙のちらしが入っているけど、年配の方を除いて少数派になりつつあるでしょう。

わたくしはスーパーのはしごをします。ただし記事にない視点で。
・近所のスーパーは片道最大徒歩7分以内。
・それぞれ得意とする商品が異なる。
都区内の住宅密集地に住んでいますので、徒歩10分以内に複数スーパーがあります。散歩がてら歩いてもたいしたことはありません。運動しないので、“目的を作って歩くようにする”ためにスーパーへ歩いていきます。多分少し郊外である“とかいなか”に住んでいたとしたら、自転車でぐるっと回ると思います。運動と気分転換を兼ねて。
目的なく運動することができないから、毎日スーパーへとりあえず行くという目的を設定する。日課にする。そうすれば少しでも歩いたり自転車こいだりすることになる。だからなんにも買わないこともあります。
単価が他より安いスーパーを核にして、他のスーパーは補完利用。
そもそも品物を決めて買いに行きません。パンの残りと冷蔵庫の残りをちらっと眺めてから出発し、その日安いもの、新鮮なもの、値引きを中心に見て回ります。ですから買う時に献立を思いつく感じ。

スーパーにも得意不得意があります。
一つは全般的に値段が安め。ただし値引きは最大30%。
もう一つは朝採り野菜が安くて新鮮。果物は樹熟ものが狙い目。値引きは最大50%なのでそれも。
もう一つは他の所より単価高めなので、もっぱら50%引き商品に狙いを絞ります。
それぞれ見切品も売っていますが、これは慎重に見ます。鮮度が大幅に落ちていたり、通常品のうち悪い物を取り除いて量が減っているものもあります。それは思ったより安くもないわけで。
“見積もりは複数からとりましょう”と同じように、複数比べて分かることがある。値段や販売単位以外にも、各スーパーが力を入れていること、得意分野、値引き品の考え方にばらつきがあるのが興味深く、運動かねて今日も観察を楽しんでいます。