かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

国産牛白もつの煮込み(実験)

国産牛の白もつが割引で売っていましたので、若干のためらいはありましたが買って来てしまいました。400gで573円。ためらいというのは、下処理含め調理がめんどくさいだろうという予感があったからです。
表示には、小腸、ギアラ、直腸と3種類書いてありました。
水を張った鍋に白もつを入れて煮立たせ、1~2分煮たら水をすべて捨てます。
ボウルに白もつを開けて水を2,3回換えて洗います。既にこの段階で脂肪が浮いてきてボウルにもくっついています。面倒になりそうな予感。
鍋に水を張り、洗った白もつ、長葱の青い所、生姜スライス2,3枚を入れて煮ます。
あくが出てくるので、すくって捨てます。一通りアクがとれたところで、野菜を入れます。
大根、人参、コンニャクが推奨されていますが、人参しかなかったので人参だけ。
今度は野菜からアクが出てくるのでこれも取り除きます。
その後蓋をして沸騰を維持できる程度の弱火にして30分煮ます。
砂糖、味噌を加え、さらに30分煮ます。
食べてみた所、まだ食感が固いため、処理を翌日に持ち越し。どのみち一度冷まして味が染みるのを待つ必要がありますから。
翌日、鍋の蓋を開けてみるとところどころ脂肪が固まっているのが見えたので、丹念に捨てます。豚の脂肪と違って融点が高いので細かく固まっていても箸で取り除くのは容易でした。
一大決心して、長葱と人参を別の鉢に移し、生姜と白もつだけを圧力なべに入れました。
シューッといってから20分。おもりピンが下がるまで待ってから蓋を開ける。

どうやら食感Ok。新たな別の鍋に長葱と人参を入れ、そこに投入しました。

長ねぎの白い部分を斜めに薄切りして軽く煮て完成です。
白もつは正価100g当たり204円64銭。今回は割引で100g当たり143円25銭ですから、国産牛としては豚もも肉と同じくらいの値段まで下がって手に入れられましたが、手間はかかるし、じゃあそれだけ旨いのか、と聞かれると答えに窮する。脂肪をとことん取り除いていますから体にはよさそうですがね。
居酒屋で出てくるようなものに出来るかなーと思いましたが、予想以上に手間がかかる。だったらわざわざ買ってくるほどのものではないなあ、というのが結論です。
値段ってよくできていますね。