かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

木なんか植えるもんじゃないですね

私の住んでいる建物は、一階の出入り口を出ると、左に植え込み、右に自転車二台置くスペースの壁に電力計がついていてその隣に植え込み、さらにその横、賃貸部分のベランダに沿って細長い植え込みがあって稲葉の物置、その先が隣家となっています。
長方形の植え込みが2つと、細長い植え込みが1つの都合3つ。
左植え込みには、柚子の大木とその葉陰にしたたかに枝葉を伸ばす山椒。
右植え込みには、名前の知らない木のような草のような植物と根元には埋まりかけの万年青。細長植え込みには、これまた名前の知らない棘のある木、棘はないけど銀杏みたいに横に枝を伸ばして道路に手を出している木、先ほどの山椒の種が着いて生えたらしき山椒の巨木、名前を知らない笹みたいな木、が生えていました。
その笹みたいな木は、稲葉の物置を開ける度に枝が中に侵入するので、いい加減うざくなって撤去しました。それが先月の事です。
撤去は大変でした。これらの木は揃いもそろって上に伸びているやつは3m越えの高さだし、唯一横に伸ばしてくるやつは路地を車が通る度に横っ腹を枝がひっかきそうで。
そこで夏にまず、道路に盛大にはみ出している枝をみんな切った。
特に棘のある木と山椒、は当然棘だらけなので、慎重につかんでのこぎりや庭裁ちばさみで切る。その次に、先ほどの撤去と共に、上に伸びている枝を少しずつ刈る。
そんなことをしていたら12月になってしまった。
切った枝をそこらへんに捨てて置けば土になる、ってわけじゃなくて、ゴミに出すにも細かく切って炭カル袋に入れないといけない。特にとげとげには難儀しました。
だから一日に少しずつ。雨でも降った日にゃ作業は中断するし、雨が上がっても湿っている間は当然作業は中断。乾いたら再開。だから12月になった。
それで2022.12.14の今日はいよいよ右の植え込みに残った、巨木の根っこをほっくりかえす。スコップで周りを掘りながら根っこを“おおきなかぶ”よろしく引っ張ってなんとか一人で抜いたのですが、底に敷いてある石の隙間にもぐりこんだ一番下の根はどうしてもとれない。これは仕方ないので、地面が少し乾いたらもう一度ひっぱりますが、ダメなら石子詰めにする予定です。
こーんな猫の額以下の植え込みでもほっておくと巨木林立状態になる。
【負動産】棄てられる土地の特徴【放棄分譲地】 - YouTube
だから175平米26万円でも売れない…東京から1時間でも「擁壁のある住宅地」が放置される理由(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
先日Yahooニュースで千葉県北部の山を崩した分譲住宅地が売れずに荒れ放題、ってやつを見ました。山を崩して段々にしてあるから擁壁がある。その擁壁近くに不用意に木を植えたもんだからン十年したら巨木となって擁壁を突き破ってきている。この擁壁を直すのに何百万のかかるから土地の売値すらゼロ円に近いのに誰も買い手がいない、なんてやっていました。木はね、植えるもんじゃないですよ。
はっと気づいたときには、巨大化して手に負えませんよ。私は実感しています。
後は左の植え込みの柚子の大木。3メートル超の高さの大枝は切り落として処分しましたが、まだ2メートル超の部分が絡み合っている。右の植え込みは根っこ以外全部ひっぺがして、葉と茎と幹を細かくしたので、これの処理が終わったら柚子にかかる予定です。
今の所根っこをひっぱった割りに腰はやられていないのが救いです。
実は今日一部バキッと割れて抜けた時にスローモーションで後ろにひっくり返りそうになったので危なかったです。
ほんと、木なんて植えるもんじゃありません。