かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

国民のためになるマイナンバー活用法

マイナンバーカード一体型健康保険証にしないと、2023年4月から保険診療値上げだそうで*1。マイナポイントというアメが効かないので、今度はムチですか。
というか、マイナンバーカードという形態自体すでに時代遅れでしょう。これマイナンバーアプリにすべきですよ。
でもそうなると、suicaなどの交通系楽天ペイなどの支払系、などなど全部一つのスマホに収まると落とした時の生活の止まり具合が怖ろしいですね。
それはマイナンバーカードと健康保険証一体化でも同じ危険は出てきますが。
指紋や顔認証とクラウド保存で物理的な機械、この場合はスマホですが、そこに依存しない形でしかも不正利用が難しい方法を工夫するしかないでしょうね。
ポケットの少ない女性たちにスマホケースが流行っているそうですが、これだってぶら下げているからぶつけて壊す恐れがありそうだし、だったら脇腹に固定して片手でさっと出せるベルト、デザイン的にいけてないか。
又は肩から鎖骨あたりにスライドケースを仕込むのはどうでしょうか。デザインの角度によってはyoutuberが歩きながら撮影するハンズフリーアタッチメントになっちゃうか。
話を戻しますと、もっと国民が喜ぶシステムにマイナンバーカード使いました、ってならないかってこと。マイナポイントのバラマキとかではなく。
それでいけばお薬手帳の登録というのもありでしょう。
シングルマザー貧困対策、間接的には少子化対策に有効ではないかと思う使い方があります。
結婚した相手がろくでもない人間だとわかって離婚します、養育費の取り決めをします、でもろくでもない人間だけあって、養育費滞る、自分は職業訓練も経験もあまりない、緊急避難でシングルマザーなんてことになるとたちまち生活に困窮することになる。
そこでマイナンバーカードですよ。
まず、給与所得者は給与の支払先にマイナンバーカードの登録を義務付けます。少なくとも税務の扶養控除申告書を出している場合はマイナンバーカードを提出している。だったらこれをちょっと広げて全アルバイト全パートに拡張します。
次に、家庭裁判所。養育費の決定する際に、マイナンバーカードの登録と登録された給与から養育費を、最低生活費を侵害しない額まで徴収するしくみにする。
給与を支払う会社が取り立て代行となって天引きし、会社が勝手に資金を使わないように政府勘定へ天引き移動させる。政府勘定は自動的にシングルマザーへ養育費残高へ資金を動かす。未払い養育費の残高がその分だけ減る。
というシステムにすればよい。
これを民事裁判に応用すれば、賠償金の確定判決貰いました、けど、相手が払いません、じゃあ強制執行だ、という二重手間が省けますね。
また源泉徴収制度に応用すれば、会社は徴収したらマイナンバー別に政府勘定に移さなければいけないから、給与は払ったけど預り源泉税を資金繰りに使ってしまった、とか、給与未払いのままだけど、未払いでない源泉徴収票を出して、受け取る側が、確定申告で源泉徴収税額だけ還付を受けてしまった、ということがなくなります。
年金でもありましたね。本人への明細では年金掛け金天引きした形になっていたのに、会社が社会保険庁に収めていないで未納扱いのままだったという事件が。
話を戻しますと、ダメ夫から逃れて一人で子供を育てている人へ仕組みとしてお金を動かせばご本人はかなり助かる。
もちろんそれだけでシングルマザー貧困問題は解決しないし、少子化対策になるわけでもないけど。
少子化対策ですが、これは直接マイナンバーカードとは関係ありません。
でもシングルマザーが養育費で困らなくなる、生活費のために暴力夫を我慢する、ということはかなり減る。そこで一歩進んで、結婚しなくても子供が安心して産めますよ、という世の中へ進んでいけばよいと思います。
政権党の昭和のおやじは、自分が家庭生活で苦労していないのか、自分が家庭で迷惑をかけているのか、家族から呆れられて帰宅困難症になっているのか知りませんが、「夫婦そろって子供産んで一人前」思考を変えようとしない。若者は結婚したがらない、その原因分析もしないで。
ここは発想を転換して、結婚しようがしまいが、安心して子供を産めるという「選択肢を増やすこと」、これが政治の役割じゃないでしょうか。
どうやったら若者たちが子供をたくさん産んでくれるのか、わからないなら、選択肢を増やす。夫婦別姓も認める。メニューを増やして、さあどうぞ選んでください、と間口を広げることが先決でしょう。

*1:間に合わないから半年延期だそうでhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9936b77216077691534ce0ca4ddf2a3a5528fdf5