かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

湯たんぽを買って使ってみました

正月になって天気は晴れだけど気温は低いまま。寒い日が続きますね。
昨年2022.12.25に近所のホームセンターへいって「立つ湯たんぽ2.6l」を1,480円で買ってきました。

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立つ湯たんぽM 2.6L/【ポイント 倍】
価格:770円(税込、送料別) (2023/1/2時点)


楽天では送料無料のものは欠品しているようです(2023.1.2現在)
この頃の通販はとても優秀でポチってから翌日に着くことさえある。でも少額品だと送料が上乗せだし、何より外出の自由がー、帰って来てポストに不在配達票が入っていた時のがっかり感ったら。
かといって欲しい物を探すために街中をあっちいったりこっちいったり、挙句の果て売ってなかった、ということはありませんから、自分でどう組み合わせるかですね。
というのは都区内に住んでいるから言えるのか。そうですね。
戯言はこれぐらいにして、使用感をお話いたします。

どんなのを買うか

5年以上前だと思いますが、アパートの和室の底冷えに震えていた時、実家から貰って来た金属製の湯たんぽを使っていました。それはゆるい卵型をしていて、お湯の注ぎ口が小さい。よく薬缶のお湯をこぼした。湯たんぽカバーが厚手の綿で出来ているので、仕舞う時拭き残しがあると湯たんぽカバーが濡れてとっても残念なことに。おまけに金属製のパッキンのゴムが段々ひび割れてきて卵型の本体が揺れるとお湯が漏るようになってしまいました。パッキンを持って本体を斜めに持ち上げて湯たんぽカバーに入れるのですが、全部勤続だからパッキンの持ち手もすぐ熱くなって往生する。
今回もお店に行くと、ブリキ製、ステンレス製、ポリエチレン製、充電式、とありました。湯たんぽカバーは全部合成の起毛生地なので撥水性はありそう。こぼれたところに触れても冷たくならないでしょう。お店にはありませんでしたが、生協のカタログに銅製のものもある厚みが4.5cmと薄いのが良さげですが、16,500円。それに銅は熱伝導が高いのでお湯を入れているうちに本体が熱くなって取扱いが面倒そうです。
最初は充電式をしげしげと見ていましたが、20分の充電で3~4時間。気になるのは4時間後に本体が冷たくなっているのでは、という懸念です。値段も2,780円。
金属製は昔ながらのデザインのもの。これは除外ですね。
プラスチック製品を買うのは嫌なのですが、そうも言ってられず。
注意書きをよく読むと、金属製だろうがプラスチック製だろうが、3年程度で取り替えてください、とあります。多分パッキンが劣化するのでしょう。
プラスチック製の少し高い奴は、栓が特許で、空気は通すけど、水は通さないタイプ。どういう意味かと言うと、どれも「口金付近まで湯を一杯にいれてください」と注意書きがありまして、密閉栓をした状態で中の空気が冷えてくると体積が減って来て本体がへこむ危険があるからなんですね。そこをクリアした栓ということです。
また湯の容量も1l、1.8l、2.6lとさまざま。
結局3年経って捨てないといけないのなら、とミニタイプを除いた一番安い奴にしました。

準備で湯を入れる

湯は2.6l入る大容量のものになりました。家の薬缶では満杯で2回沸かさないと満杯にならない。満杯で使わないと本体がゆがんで水漏れの危険がある。ただし大容量と言うことは冷めきるまでの時間が長いということ。実際使ってみると午後10時頃入れてから、翌日の午前12時頃まで温かい。勿体ないので、リビングに座っている時膝にのせて暖を取っていますが、重い。
金属栓と違って、大き目の栓は熱くならないし、何より本体の端の持ち手にも湯が入るが急激に熱くならないので、持ち手を持ち上げて湯たんぽカバーに滑って入れるのに素手でも対応ができるのがよいですね。あまり長く握っていると熱いですが。
立つ湯たんぽなので、お湯を捨てる時、シンクの端に立てるだけで湯が捨てられるのはとても楽。ちなみに「使ったお湯で顔を洗ったりしないでください」と書いてあった。ポリエチレンに揺すられた水のまずさは昔から山登りをしていた人ならおわかりでしょう。

布団に入れてみた

起毛生地の湯たんぽカバーは感触もよく、ほどよく温かい。2.6lと容量が大きいので朝まで温かさが持続するのは先ほどお話したとおり。
でも湯たんぽの厚みが最大の問題です。
布団に入って一番冷たいのは足の裏です。ところが仰向けに寝ていると足の裏を温めるのが難しい。一番外側にけり出して足首を立てるか、横向きに寝て足の側面を湯たんぽ上面につけるか。
仰向けで寝ている状態では、量すねの間に湯たんぽをはさむ形にしましたが、やっぱり寝返りを打ちたいときに本体の厚みが邪魔に感じる。かといって両足を載せていると低温火傷の危険と、何より足先を持ち上げていることへの違和感があって寝付けません。
やっぱりもっと薄い、充電式や、低用量のものも試してみたいところですが、結局ある程度の厚みは必要だし、低用量だと冷たい湯たんぽにさわっていて目が覚める可能性だってあります。
正しい使用法として「布団が温まったらどけてください」とありますから、私の要求は邪道なのでしょう。結局じゃまになって無意識にけり出すか、寝返りの途中で目が覚めるか。
リビングからの料理の匂いがこもらないよう寝る部屋のドアを閉めっぱなしで、日中や夜ですらほとんどいませんから部屋が冷え切っているので、暖房は使わざるを得ない。けどエアコンタイマーは使いたくないし、部屋が冷え切っているだけにずっと冷たい風が出ているのも耐えられず。

結論

湯たんぽは喉も乾かないし、湯の温度が徐々に下がることでとても安心な使用感であることは間違いありません。寝ている姿勢と湯たんぽの厚みをどう考えるか、みなさんもお求め前には脳内シミュレーションしてみてください。
一番良いのは、あまり熱くしていないお風呂に長時間漬かって、体全体を温めてからしゃっと布団に入るのがベストです。これが熟睡一番です。