投票総数からすると盛り上がりに欠けますが、eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)という最終兵器の牙城がここ三年間盤石なのでしょうがないです。こういう投票は好敵手が競って来てこそ盛り上がるので次のフェーズが生まれてくるまでは停滞期でしょう。
またブロガーだけでなく、ツイッタラーに初めて投票を広げたのはよかったと思います。「投信にモノ申したい」行動を実行している人の意見を吸い上げて集約するのはとてもよい発想だと思いました。
とはいえ、インデックス投資家が、投信の販売会社や運用会社へ意見を聞いて貰うためのチャンネルとして重要なので、商品ラインナップのせいでお祭りが停滞してしまうのは、いかにももったいない。
ということで、F1ではありませんが、ルール変更で盛り上がりを作り出そう、という考えに私のアイデアも貢献できれば、と思い筆を執らせていただきます。
長期保有ファンド調査
金額にかかわらず1年以上保有又は積立継続しているものに1点。
2年以上2点、3年以上3点。以下同様。長期に保有しているものほど得点が上がる。
全数調査ではありませんが、発信者としてのブロガーが「何を長期保有しているのか」マクロ統計を取ってみるのも面白いかなと思います。
推しのファンドではなく、実際に何を長期に持っているのかを集計してみる。投資金額ウエイトをつけないのは、個人の安全のためと、個々人の支持を平等に取り扱うためです。
これでは煩雑だということであれば取得価額上位10銘柄とか、取得価額1万円以上のものとか限定サンプリングでもいいかもしれない。いずれも残高一位だろうが十位だろうが1万円だろうが10万円だろうがウエイトをつけない。人によって月10万円積み立てられる人もいるけど月1万円の人もいる。「その人は何を選択したのか」を調べるため、月10万円の人も月1万円の人も平等。ただし所有又は最初の積立からの経過期間についてだけウエイト付けをする。
前回記事でとりあげた横川社長も
「弊社では顧客の個人情報は入手できないため分かりません。分かるのは、どの販売会社さんでファンドが売れているかだけです。」
とおっしゃってるし貴重なサンプリングになるのでは、と思った次第です。