用意するもの：鍋、水、出し昆布、野菜、豚肉、めんつゆ。
出し昆布は5cm程度の適当量、早煮昆布や日高昆布の薄型だと煮えたらそのまま食べられるので便利です。
野菜は旬のものが安くて味が良いので特にお薦め。サラダ代わりなので青菜を入れましょう。
作り方
鍋に水を張って昆布を入れ火にかける。
大根、蕪、人参、セリの根、長葱など煮えにくい物は最初からいれていく。大根、人参は薄切りで。芋類は溶けてきて汁が濁って粘るので入れない方が良いです。
次に白菜の白い部分、春菊の茎などを入れ、その上に、白菜の青い部分や葉物、春菊やセリの葉っぱに近い部分を入れる。
最後に豚肉を一つずつ広げて上に敷き詰める。豚肉が茶色くなったら出来上がり。少し押して汁に付けたり裏返して茶色くしてもよい。出来たら食卓へ移動。
希釈めんつゆは、つけつゆ用に指定の希釈で。大体１：１でちょっとだけ濃い目にするのがコツ。しゃぶしゃぶの汁が入ってくるので。
ポイント
１．豚肉はなくてもいい。昆布のだしとめんつゆの力でサラダ感覚で食べられます。サラダだと生野菜でもさもさして必要量が不足するしマヨネーズやドレッシングなどの油脂分も取ってしまう。しゃぶしゃぶならその心配はない。
２．豚肉はしゃぶしゃぶ用ではなく小間切れでもよい。バラ肉のブロックを薄切りしてもよい。バラ肉と白菜は最高の組み合わせ。でも単価高めなので、モモでも肩でも何でもよい。一口大に切って一枚ずつ広げて鍋に入れるのがコツ。
３．ポン酢を別に買う必要はない。めんつゆは他にも煮物やうどんのつけ汁に使うと無駄にならないです。
４．今の季節セリが香りもよく味もよくお薦め。特に根っこがおいしいので捨てない事。ボウルに水を張って水道水を流し入れながら振り洗いすれば泥はきれいに取れます。
５．豚肉にさっと火が通った所で食卓に移動するのがコツ。水は比熱が大きく炒め物と違って冷めにくい。豚肉は煮過ぎないで柔らかく食べたいです。またしゃぶしゃぶ鍋や卓上コンロもいらない。冷えたらまたコンロで温め直せばよい。
以上、青物や野菜を煮ることで大量に食べられ、知らず知らずのうちに十分栄養を摂ることが出来るしゃぶしゃぶ、お薦めです。後はレンチンしたご飯があれば十分。
もちろん牛肉でやってもおいしいですよ。
