実行している節約術、平たく言えばケチ術を過去箇条書きにしているところですが、今回新たな節約術が加わりましたので、それを加えた箇条書きを改めてご披露します。
今回の節約術発想の経緯
親の遺産の中に、浴用石鹸が大量にありましてお風呂場や洗面所で使っているわけですが、とてもじゃないが消費できない位ある。
そうしたところ、たまたま、台所の皿洗い用液体石鹸が切れた。いつも通り補充のため買いに行こうかと思って手が止まった。
待てよ。
浴用石鹸で代用できないか。
ネットで調べると、液体石鹸は苛性カリウム、固形石鹸は油脂と水酸化ナトリウム、液体石鹸は油脂と水酸化カリウムを反応させたもの。成分こそ違えど油脂とアルカリを反応させて作ったという点では同じ。
固形石鹸は、あらかじめ水分を当てて泡立てる手間がいる、香料がお皿やコップに残らないか、という2つの懸念点がありました。
ナイロンたわしで実験的に洗ってみたところ、仕上がりに特に嫌な匂いが残ることもない。ムスク系など好きでない香料の入っているものを避ければ使える。
節約術箇条書き
・沢山余っている固形石鹸を、液体石鹸の代わりに台所用洗剤として使う。水で湿らせて泡立てが必要だが石鹸成分が多く、使いでがあり、買い直しの手間がなくなった。
・納豆についているタレは全部入れると濃すぎるので、半分使って台所の調味入れの皿に立てかけておき、次の納豆パックに残り半分を入れる。そうすると開けていないタレのパックが一つできるので冷蔵庫へ保管して置き、とろろや炒め物、煮物の味付けに使う。
・納豆についている辛子、ワサビはソーセージや刺身を食べる時に使う。
・袋麺の粉末スープも二人前で一袋使用。未開封のスープが一袋余るので、中華生麺買ってきた時に流用する。
・見切品棚にあって使いそうな野菜はまず籠に入れる。レジには直行しない。同じ種類の正規品を見て、半額程度になっているかどうかを確認する。例えばバナナ1本が見切品に40円ででていたとして、正規品が5本の房で200円だったとすると1本40円だからこれは安くない。量と質を加減して計算し、半額程度と思える場合以外は、躊躇せず棚に戻す。コツは他の人がとる前に躊躇せず籠にほおり込むけれども、値段を勘案してためらわずに棚に戻すことまでセットで行動すること。スーパーは一度籠に入れたものを戻すのは抵抗があることを良く知っている。
・風呂の残り湯は洗濯用の水にする。
・使ったチリ紙の内広げて再利用できそうなものは、包まれていた乾いたゴミだけ捨ててとっておき、油汚れのひどいフライパンや天ぷら鍋を拭き取るのに使う。
・お米や食パンのP袋はプラスチックごみを捨てる時のまとめに使う。
・下着は、生地が擦り切れて穴が開いたら捨てるが、綿製品は、10cm四方に切り取ってウエスにして、重曹掃除や油汚れの拭き取りに使う。
・丈夫な段ボール箱、包装に入っていた板紙で使えそうなものは残しておき、メルカリ用に活用する。もちろんプチプチやP袋、果物用の発泡スチロールのネットできれいなものもとっておく。
・学校やPTAのお知らせ、入っていたちらしのうち、A4で鉛筆書きできるタイプで裏面が白紙の物はとっておき、子供の計算用紙や楽譜の印刷用に使う。
・値引品はラップの上に更にラップをかけて値引きシールを貼っていることがある。食品に触れていない外側ラップをきれいに剥がして再利用する。
・緑茶と紅茶の茶葉は急須から生ごみ入れに入れず、玄関横の植え込みへ埋める。
・粗大ごみのうち、使えるもの、正常に動作する電気製品は、きれいにして「ご自由におもちください」と紙を貼って玄関先に出す。
・宅配や買い物で付いてくる輪ゴムは、汚くなってなければ、冷蔵庫にマグネットでくっつけた輪ゴム入れに回収。
節約は楽しんでこそ
まだ使えるのにもったいないという気持ちが鎮まる。
代用品として使ったら新しいのを買わなくてすむ、粗大ごみの料金だけ儲かった、というお得感。
節約は楽しんだもの勝ちです。