かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

退職まで

昔はみんなタカラヅカだった

色々噴き出していますね。 今から40年近く前、新人研修の時に日本航空からスチュワーデスOBの方を招いてマナーについての講演をしてくれたことを思い出しました。 「先輩の指導は絶対です」「口答え・反論は許されません」とおっしゃった。 私は心の中で「え…

残業が美徳とは、私は思わない

こんなスレッドがリツイートで回って来て読んだのですが、意外でした。残業して頑張る、いやあ毎日忙しくってとうれしそうにいうのは、私が退職した2019年には既に若者の間で消滅、昭和のおじさん扱いなのかと思っていました。 根性出して残業して頑張るを美…

退職時に本当の辞める理由を話してもよいか

勝手にお題をいただいて、自身の過去の経緯を踏まえてお話します。 「辞めるんだ」ということが知れ渡ると、信頼している直属の上司や仲の良い同僚先輩などに「どうして」って理由を聞かれるでしょう。パワハラの上司やいやな同僚先輩に本音を話すことはあり…

現役時代のお昼休憩

日曜日の午後、家族とご飯を食べ、洗い物をしてお茶でも飲もうかと湯を沸かしている間にトイレにいって、ふとリモコンの時計を見たら午後1時6分でした。 そういえば会社の昼休み何してたっけなー、と思いました。 そういえば昼休みは勤務地や同僚との調整で…

かなり前にFIREした先輩がいた

たまたま思い出したのですが、FIRE*1という言葉がまったくなかった時代、かなり前に、実際にFIREを成し遂げた人が職場にいたことを思い出しました。 私が下町の支店にいたときに同じ課に勤務していた方でしたが、数年後、その時の課員が再び集まった飲み会で…

別の後輩のはなし

Iさんの話を書いたら、翌年同じ課にきたBさんのことを思い出しました。 体格がよくてちょっと太り気味。サングラスをかけたらあっちの世界の人かと思う風貌なのですが、本人はいたって優しいタイプ。 でもね、ちょっとやらせtてみたらミスが多いし、困ったな…

先輩・上司として私はどうだったのか

前回記事で、困った上司について書いていて、もしかして自分も困った、或いは、嫌な先輩だったのかもしれないと思い当たりました。しかし目上の人に直接はっきり批判を言ってくる人は、よほど腹に据えかねたか、いつも気が強くてはっきりものをいうタイプの…

困った上司タイプ別

勤め人だった35年と10か月の間に出会った嫌いな上司の、どこがイヤだったかを書いてみたいと思います。・体調が悪いと機嫌が悪いのをぶつけてくる お酒を飲むのが好きで、終業後に必ずどこかで飲んでいる上司でした。なんでわかるかというと夕方になると電話…

退職前と後での総支出の変化

入金力測定で、総支出のデータもとりましたので、そちらも退職前後の状況をみていきたいと思います。 総支出とは、私の銀行口座からクレジットカードや口座引落で出ていったすべてのお金と、現金出納帳から出ていったすべてのお金を足したものです。家計費は…

FIRE-私の考え(続き)

前回は、山崎さんに対して「いや、みんな本当に仕事が面白くないんですよ、仕事が面白いのは、社会をうまく泳いで自分のやるべき職業を手に入れられた一握りの勝ち組だけなんですよ。」という反発心もあって、「もしかしたら、組織もどんどん個人の工夫や裁…

リタイア直前の入金力を測定

お給料のことを記事に書こうと思っていて、「給与収入については、そろそろ右肩上がらなくなってきた世代です」って言葉が浮かんで、モデルナアームを連想し、そうかーワクチン世代だったのね、と気が付きました。副反応世代。冗談はさておき、以前退職への…

辞めさせ易くすれば正社員は増える

あおりっぽいタイトルですが本気でそう思っています。 リタイア―の癖に何言っているんだ、と思われるかもしれませんが、辞める前からずっと思っていました。 職場では、どうみても他の人の害悪にしかならない人がいて、周りにストレスを与えまくっています。…

辞めていった部下のはなし

私がしがない中間管理職だった時代に、転職していった部下の話です。 一人は東京外大卒で、入社3年目に私の課に配属されてきました。ちょっとおっちょこちょいで引継ぎ人事評価では“やや仕事が粗い”とのこと。事務処理部門でこれはマイナス点になっちゃいま…

会社へ行くのが憂鬱にならないように

会社にいくのに憂鬱になる原因としては、大きなイベントの取り仕切りとか、難しい客先との交渉とかもありますが、まず会社内部の人間関係に起因することが一番いやですね。私ばっかり面倒を押し付けられて、あっちはいつでも楽して面倒から逃げている、なん…

退職後にやりたいことは、退職前にやってみておく

築いた資産で年金受給まで食いつなげる、又は年金受給を補って死ぬまで生活費を賄える、という状態になった時、FIREのうちFI=Financial inependenceは達成できたといえます。 自分の現在将来に渡る年間生活費と不労所得及び予備的労働所得そして年金受給額の…

人的投資の不確実性

今やっている仕事がつらいな、いやだな、先がないな、と思った時、一昔前なら転職や独立自営を思い浮かべていたと思いますが、今はFIREが存在感大きく選択肢としてクローズアップされる時代となりました。 現状から逃げ出すためのあこがれとしてFIREが注目さ…

リタイア前後での生活費の変化

2018年11月中旬から年次休暇の消化に入り、2019年1月末で退職しました。会社にいかなくなった2018年11月を境に家庭の生活費がどう変化したのか、お示ししたいと思います。 家族は、私、勤め人の配偶者、小学生の子1人、中学生の子1人です。 ただ、この生活費…

FIREー私の考え

新卒でずっと同じ組織に勤め続け、定年間近でいきなり途中下車した60代前期高齢者であるわたくしから。 20代30代の方々にもFIREという考えが広まっているとか。 一つは、実際にある程度資産を形成して組織を飛び出し、自分のペースで仕事をする道を見つけた…

じいちゃんちのバヤリース

太陽に照らされて片道45分自転車で買い物に出かけると、往きの途中でもう「アイスコーヒー飲みたい―」になっちゃいます。今はまだ風が熱風でべったりじゃないから、汗をかいた肌に気持ちいいし、公園や学校など緑の多い道に入ると涼しくてほっとします。 こ…

去っていった人-Sさんの話

Sさんはとっても困った人です。 Sさんとは、20代のころ入っていた合唱団で知り合いました。 Sさんは当時40代前半くらいだったと思いますが、正確な年齢はしりません。とにかく額がそろそろ後退してくるお年頃のおじさんでした。 平気で思ったことをストレー…

嘘のつきかた

会社を辞める時に、いくつかの辞める理由があったのですが、いってよい理由だけいいました。言わなくていい理由はいわない。退職の挨拶をするときも「もういやになったから」要素は絶対ださない。それをいうとそこで仕事を続けている人たちの価値を貶めるこ…

姿が見えれば怖くない

もっと早く辞めればよかった。 これほんと、最近の実感です。つくづくそう思います。 月々の生活費と資産の総額を金額できっちり把握する。 投資の第一歩と申し上げましたが、この二つがわかることで、ほんと安心できるんです。 少なすぎて逆に不安になる、…

嫉妬の反対側にあるもの

もう一つ中間管理職だった時代の話をします。 何も事件が起きなかった夕方は、窓側一列に机を構える課長連中だけ残っていました。組合も本社もうるさいので、闇残業なんてもってのほか、限りある残業予算も繁忙期にとっておくため、普段はほぼ強制的に部下を…

仕事の後遺症ようやく癒える

子供が学校にだすべきプリントやら調査票やら色々なものを「なくしたー」ってよく言います。実際には捜すとほぼ100%見つかりますが。 私、勤め人最後の期間、中間管理職だった時に、時々失せ物に苦しめられておりました。上に報告したり謝りにいったり大…

退職への道6

休暇を消化するためとはいえ、1月末で辞めたのはよかった。 税金の計算は1月から12月区切りなので、2019年の給与所得は1月分しかありません。給与所得控除を引き去ると、課税給与所得が、ない。0円。 配偶者の扶養に入ることができたのです。健康保険も。 住…

退職への道5

さてそんなわけで途中下車してしまったわけですが、途中下車する前に、金銭的なことも考えなかったわけではないのです。 勤め先は退職金制度があり、勤続年数も長いから、それなりの支給額になる。しかしながら、定年退職でなく自己都合退職だから支給率の係…

退職への道4

そうして、ざっとは把握したと思っていた自分の財産を、ひとつずつしっかり数字で把握していったのです。 そしたら。 なんと。 全然余裕じゃん。子供二人分の学費も定期預金でしっかりあるし。 TOPIXのインデックスファンドは含み損あるけど大したことない。…

退職への道3

〔注意 役職、人物像、職種などの設定を相当程度改変しています。〕 さて、相当程度フィクション化していますが、なんだかつらくなってきたので一気にすっ飛ばしますね。 その後この大きな支店では、 課員のミスで謝りに行く、自分の判断ミスで謝りに行く、…

退職への道2

本筋に戻りましょう。 〔注意 役職、人物像、職種などの設定を相当程度改変しています。〕 B支店に着任したその日。いままでと違って、窓を背にした私の座る場所の正面に課員の机の島がひろがっています。備品はどこだとか、トイレはどこだ、課の決まりは、…

支店での思い出3

三つ目、これで最後です。 〔注意 役職、人物像、職種などの設定を相当程度改変しています。〕 私の課に後輩Cさんが転勤してきました。うちの課の仕事は初めて。 彼の担当について、マニュアルを渡し、必要な物、保管場所も同行して確認し、最初は一緒に作業…