かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

会社へ行くのが憂鬱にならないように

会社にいくのに憂鬱になる原因としては、大きなイベントの取り仕切りとか、難しい客先との交渉とかもありますが、まず会社内部の人間関係に起因することが一番いやですね。

私ばっかり面倒を押し付けられて、あっちはいつでも楽して面倒から逃げている、なんであんなやつと同じ給料なんだろう。
こんなことやりたくないのに、上司だってできないだろうに、なんでこんなことやんなくちゃなんないのー。

こんな風に感じたことはありませんか。
前者に関していうと、若いときは、要領よく先輩に押し付けて逃げていました、すみません。そうしたら年経て押し付けられる側になっちゃいました。これを因果応報という。

後者はヒラだった時に、こんなことがありました。
上司「悪いけど××もう一度やってきてくれないか」
私「…はい、わかりました」
私の内心の声「自分が出来もしないし今日やらなかったことを、一人だけまた行かせてやらせるってわけ?どういうこと」
さて、同じ課にいた後輩。
上司「△△やってきてくれないか」
後輩「…え、いやです」
上司「やってくれないか」
後輩「やりません」
上司「やれよ」
後輩 黙って席に戻る
いやあ、あの時はびっくりしました。でもやりますと言っておいて、適当にやってみて、「これこれこんなでした、やっぱりうまくいきませんでした」と適当にごまかした私より男前かも。
やり方を一緒に考えるでもなく、一緒にやってみせるでもなく、出来そうもないことを命令する。対応方法としては、上記2つですかね。
安請け合いをして、責任を押し付けられるのだけは断固拒否。
面倒なことばかり押し付けられることですが、これは悪いことばかりではありません。便利に使われているという面は確かにありますが、他の人が出来ないから頼むよと言われたり、期限が迫っているのであなたに頼むしかない、などと言われるとその気になったりして。そして頑張って仕上げれば、力量を認められる、負荷をかけてできたことで能力が向上したことが自分でもわかります。
また、頼りにされた分だけ、こちらが困った時に助けを求めやすい。
ただし、評価を上に上げてくれるわけでもなく、便利屋として使われているだけだとわかったら、件の後輩のごとく、きっぱり断る、うんと言わない、これです。
飲み会の幹事とかもそうですが、回ってくる前に、あいつにやらせるとどうなるか分かったもんじゃない、とか、どうせ断られるだろう、とか、普段からさりげなく屁理屈で逃げ回っておいて、頼みづらい雰囲気を出しておくのも手です。
別名、変人枠に入るってやつです。
この際、いい人だと思われたいという色気は捨てましょう。そんなことを思っているといいように使われて消耗するだけです。いや別にいい人だと思われたいとか考えたこともありませんという、そこのあなた。うまく返事が出来なくてもじもじしてたらそれはいい人認定です。相手にとって都合の良い人間です。そんな枠にはめられないように一歩踏み出す勇気を持つことです。きっぱり断れる人格を作っていくこと。自分から食えないやつにならない限りいい人に祭り上げられちゃうから。これ大事。貧乏くじを引かないように立ち回り面倒からは距離を置く。給料を貰いに行く先が少しでも“自分にとって”快適、いや、不快でない程度に保てますように。
心の健康を守る第一歩、ということでリタイア者が昔の経験からお話させていただきました。