かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

退職前と後での総支出の変化

入金力測定で、総支出のデータもとりましたので、そちらも退職前後の状況をみていきたいと思います。
総支出とは、私の銀行口座からクレジットカードや口座引落で出ていったすべてのお金と、現金出納帳から出ていったすべてのお金を足したものです。家計費はすべて私の勘定から出ていきますので、以前測定した家計費とは異なり、家計費+私の個人的支出となります。世帯全体でここに入らないものは、配偶者のおやつ代と趣味の支出くらいです。配偶者の昼食代部分は自炊弁当なので家計費に含まれています。
生の月額データですと、年一回払いのもの、退職後普通徴収となる住民税のように退職後一年間だけ多額のものが混ざり、折れ線が凸凹になって傾向がわかりにくいので、該当月から11か月前までの月額データを平均した移動平均をグラフにしてみました。
例えば2016年1月の移動平均とは、2015年2月…2016年1月の12個の月額データの平均となります。
f:id:otosak:20210822211019p:plain
実質会社へ行かなくなった2018年11月のところに青線を引きました。
大体25万円平均線のところにあったものが、18万円平均線程度に移っています。退職により総支出が減ったことがわかります。

2021年6月に平均が急上昇していますが、これには理由が二つあります。

1.6月から配偶者の金額の大きい個人的支出も負担するようにしたこと、
2.国民年金の任意加入10か月分をまとめて払ったこと。

これにより、6月の支出額が最近の移動平均の2倍以上となったため、平均も急上昇したものです。
今後は総支出の範囲が変わってしまったので、単純に比較はできなくなりますが、世帯としての全支出に近い数字を認識できるので、それもよいかなと思っています。

たかだか5年半の期間をとっても、臨時的な支出の影響が大きく、月額データの単純な比較では、分析がおぼつかないことが解ったのが収穫でした。

参考記事です。
otosak.hatenablog.com