かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

重曹は万能汚れ落としです

重曹、既に使っている方は読まなくて大丈夫です。

写真に油で汚れたシンクが登場します。排水口のゴミは捨てて綺麗にした状態ですが、気になる方は食事時以外にご覧ください。




洗剤や漂白剤では落ちなかった油汚れや茶渋は、重曹を使えば落ちます。
用意するものは、3点。
重曹、霧吹き、ボロ布。
重曹は、食品用とそれ以外用に分かれています。食品用はふくらし粉として使います。分子成分は一緒。口から入っても安全ということです。重曹と名の付くものなら、どれでも構いません。
・霧吹きは、なんでも構いませんが、逆さにしても吹けるものは勝手がいいです。
・ボロ布は、使い古したTシャツを切り刻んだものでも、穴の開いたストッキングでもかまいません。15cm四方程度の大きさが使いやすいです。大量に使います。
今回は、油汚れのついた、我が家の台所のシンクを例に使い方をご説明します。
1. まず重曹を適当に振りまきます。思っているよりも多めに。

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分かりづらいですが、重曹を振りかけました。

2. 次に霧吹きで水を含ませます。重曹の白い粉が、砂糖衣のように半透明のみぞれ状態になる程度まで霧吹きましょう。

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霧吹きで水を吹いて湿らせます

3. 汚れがひどいときは10分ほど待ちます。それほどでなければすぐ次の作業に入って構いません。
4. ボロ布を水で濡らして、重曹をワックスのように丸く回しながら汚れを吸着させていきます。重曹が細かい粒子となって汚れたものから汚れを掻きだして、ボロ布に移していくイメージです。ボロ布が汚れてきたら、すぐ汚れていない面の取り替えてこすってください。ボロ布に汚れを移すのが目的なので、ボロ布の汚れた面でこすり続けても汚れはそれ以上移ってくれませんから。

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こすっている途中。重曹と油がくっ付いてきています

場合によっては、強くこすったり、何回も丸くこすったりする必要があるかもしれません。頑固な汚れは一度で落とそうと思わないでください。

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掃除前
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掃除前
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掃除後
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掃除後

重曹が水分をもったりと含んで汚れ面にある程度の時間いることが大事なので、立体物で重力に逆らう面を重曹できれいにするには、その面を上にして、上から重曹を振りかけて水を含ませても落ちないように工夫してください。複雑な形状のものは、つまようじの先なのでぬれた重曹をこすりつけたりすることもあります。
漂白剤では、表面だけ白くなって汚れはそのままです。
重曹では玄関タイルなども磨けます。
また、重曹では匂いも落ちます。
以上、万能で安全な汚れ落とし、重曹のご紹介でした。

余談ですが、石鹸について。体も、顔も、髪も何でも洗える石鹸最強、と書きたかったのですが、石鹸は髪がごわごわする、と家族に不評で、残念ながら石鹸は万能の体用洗剤とは言えません。