断捨離を邪魔する要素
物を捨てるにあたって、ためらってしまう要因は二つ。
一 もしかして使うことがあるかもしれない。
二 せっかく高いお金出して買ったのに。
二つ目は過去の自分の判断や価値観を否定するようで、乗り越えるのが難しい。取得に要したお金が、サンク・コスト、埋められてしまったお金になっていること自体がもったいないと感じられるから。何とかして使って元取ってやろうと思ってしまう。
そこで一つ目を乗り越えることで「捨てグセ」をつけ、実際に捨てることで自分の現在の価値観を確認して、過去の価値観に打ち勝つ、という作戦をとります。
どこから始めると捨てられるか
一つ目の、もしかして使うかも、に打ち勝つ方法。
私の場合は台所用具でした。
毎日どころか毎食調理のために台所に立つと、二つのことがわかる。
一 使う用具はとことん使っているから、ぜんぜん使っていない用具があぶりだされる。使用頻度がまったく違うので、使う用具を手に取るたび、目に入る使わない用具の使用頻度ゼロが印象付けられる。
二 また、せっかくだからたまには使ってみるかと思い立って使ってみると、使いにくい。なぜ使わなくなったのか再認識させられる。
例えば、
大きい鍋はガスレンジの下の棚に積み重ねてしまってあるので、使う鍋を取り出すたびに、ぜんぜん使っていない鍋がじゃま。
台所作業は動線が大事で、効率よく手に取れるようにしたいので、使っていない用具や調味料原材料をかき分けたり、脇にどけたりする度にいらいらする。あーもうじゃま。
あっさり捨てることになります。
私の場合は台所で捨てぐせをつけ、それをきっかけに他の場所へ広げていった。
人によって捨てグセをつけられる場所は違うと思います。自分がよく使うゾーンやジャンルで「すっきりさせたい」が発動する場所を探してみてください。靴箱かもしれないし、クローゼットかもしれないし、文房具入れかもしれないし、本棚かもしれない。
捨てることに抵抗感が薄れて、捨てても何も困らないばかりか、家がすっきりして気分が良くなる。こういった経験が積み重なると、高額なものも処分するきっかけが掴めると思います。