かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

オペラ出演無事終わりました

おととい火曜日にオペラ出演が無事終わってほっとしています。

昨日の水曜日は、15時から生協のWEB限定商品争奪戦。ほぼ1分以内に勝負が決まります。その後16時から上の子の模擬試験申し込み。先月11月分はサーバーダウンする騒ぎで、気づいた時には都内全会場が満席となっており、仕方なく別の業者の模擬試験に申し込みました。今回は12月分。すでに開始2分前からサーバーがbusyとなっていて、リロードを繰り返しながら申し込み完了したのが15時19分。なかなか疲れました。

そして木曜日の今日は何もなく、のんびり朝からベーコンエッグなど作っております。あ、メルカリの発送が1件ありましたが、さっき郵便局へ出してきました。
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生活クラブ生協のキャベツが中の方の葉っぱもパリッとしているのに瑞々しいです。スーパーで買う中の白い葉っぱが硬いのとはあきらかに違いますね。思えば子供が生まれた時に、いちいちスーパーに買いにいけないから、と生協の配達を使うようになったのですが、宣伝になっちゃいますけど、生活クラブの野菜や肉は、スーパーより少し高いかもしれないけど非常に高品質です。豚肉は平田牧場のですし。
ここより高級な生協だと大地を守る会などになるのでしょうが、とっている友達によると、出来が悪いときは、こーんな小さいのが来たり不ぞろいだったりするそうで、本当の有機栽培や無農薬だとそうなっちゃうのは分かっていないといけませんね。
生活クラブも収穫期の天候不順で欠品になったり、規格変更で予定より小さくなって数を増やしたり値段を下げたりということが頻繁にあります。考えてみると規格の揃った農作物を出荷するために、規格外を相当捨てたり工場加工用にしたりするわけでもったいない。

ベーコンエッグに戻りますが、いつもだとぱちぱちいってるフライパンの高い所から卵を落としたり、カラの割り方がいい加減だったりして黄身が崩れる。またフライパンに焦げ付いてフライ返しで乱暴に掬い取るから黄身が割れる。今日はのんびり作ったせいか、黄身が壊れることもなく、いい感じに仕上がったキャベツと写真に収めてみました。
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で、さらに11月16日火曜日のオペラに話を戻しますね。

話があったのは前の公演が2021.9.18(土)に終わってからだったと思いますが、ソプラノ20アルト20テノール20ベース20の計80人の予定で、希望者が多かったら指名するという話でした。指名とは直前の公演オーディションの成績順に声をかけていき、パート別の定員いっぱいになった所で打ち止めるというやり方です。

今回ソプラノ25人アルト32人テノール20人ベース16人の計93人の希望だったため、事務局が主催側と交渉のうえ希望者全員出演となりました。
練習は6回、譜持ち。この合唱団は、よほどのことがない限り暗譜*1が条件なのですが、今回は公演日まで練習回数も時間も少ないことから譜持ちokとなったのかもしれません。
もっともオペラの合唱でも、舞台上で群衆だったら譜持ちなんてとんでもないし、振り付けもあるだろうけど、舞台後方の客席を閉め切って、ソーシャルディスタンス間隔に広がって、マスクをつけたまま歌うので譜持ちでもおかしくありません。

ただし譜面をガン見していると、指揮者のテンポの揺れや突然スピードが変わる所についていけません。
おまけに本番になると指揮者のテンポが変わったり、それについていけないオーケストラがずれたり、舞台上のソロ歌手が伸ばして歌ったタイミングに合わせて合唱が出る箇所もあり、本番舞台上の進行にずーっとアンテナをめぐらして、瞬間どのパートに合わせるのか考えて声を出していないといけないので大変です。本番は生き物です。

今回はソワレ*2だったのですが朝11時30分集合、終演予定時刻20時30分。
マチネ*3なら朝から集合というのもわかりますが、夜公演で12時前に集合というのは珍しい。しかもお昼は外に出ることができません。オペラはリハーサルに時間がかかるからしょうがないのかも。休憩除いて2時間30分舞台にいることになりますから。

朝起きて自分の弁当を作りながら朝食を摂り、洗濯機回して洗濯物干して子供たちの夕食を準備してあっという間に出発時刻に。我ながら2時間でよくぞここまでできたわ。

リハ中に隣の事情通から聞いた話では、はじめ名古屋で公演を予定していたのが、会場側がコロナにびびってキャンセルをしたので、引き取った東京でやることになったらしいです。名古屋で合唱団も練習していたらしいのですが、そちらは連れてくるわけにも自費で来ることもかなわずキャンセル。うちらの合唱団に話が回ってきたという事情だったようです。どおりで本番までの時間が短かったわけですね。譜持ちokだし。

休憩をはさみながらリハーサルを終了したのが16時半。本番まで休憩。この間にコンビニにいって夕食を調達して食べる人あり、机に臥せって寝る人あり。

リハーサルで疲れ切ってしまうのでは、とお思いになる方もいるかもしれませんが、オーケストラと違って出ずっぱりではなく、出番がない所では座っていますのでそれほどでもありませんでした。

本番前に一番大事なことは、「トイレを大小済ませておくこと」です。なんせ、オペラも交響曲もそうですが、途中休憩は1回あるものの、確実に40分以上舞台上にいるわけですから。飲み物の補給はともかく食べ物はいつ摂るか考えておかないと。本番直前だと眠くなる。だからといって早めに食べると便意が、という心配がありますね。

今回は歌ったり座ったりの繰り返しだから大丈夫なのですが、ベートーベンの第九だと第一楽章から第三楽章まで座ったまま出番がなく、第四楽章の途中でいきなり立って歌が始まる。ということは舞台上でいかに膝カックンや首カックンにならないようにするか、第四楽章の歌い出しまで喉の状態を保っておいてきちんと歌いだせるか、が重大関心事になります。
冬は乾燥しているので、喉が渇くし歌っていないと声帯に血が足りなくて、ガラガラでひっかかって声が出なかった、なんてことになりかねない。各自ほっぺたに飴を仕込んだりと工夫をこらします。

今回はそういう心配もなく、なんとか終演までこぎつけました。
プロの歌い手やオーケストラ、バレエダンサーの動きを見ていて、とても刺激になったのもありがたいことです。もちろんこちらもそれに負けない合唱を提供しなければいけませんから、そこは種々反省しながら急いで会場を後にしました。

地元の駅で降りて商店街を通り抜けるとき、居酒屋のドアが開いているのが見えました。狭いテーブル席に人がぎっしり。みんなでワイワイ楽しく飲み食いおしゃべりしているのが見えます。大丈夫だろうか。わたくしは第6波の予感におびえつつ商店街を抜けて帰途につきましたとさ。

*1:譜面を持たないこと

*2:夜公演のこと

*3:昼公演のこと。ただし午前中か始まることはほぼない。日本だと土日祝日、14時~15時位に開演することが多い。