かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

もうちょっと自分の頭で考えたら

Twitterのタイムラインに岩田健太郎さん(神戸大学病院感染症内科教授)の提案が流れてきましたので、へーっ参考になるなあと思いながら読みました。

岩田健太郎 K Iwata, MD, MSc, PhD, FACP, FIDSA, CIC, CTH
@georgebest1969
割と大事なことですが、案外、専門家も知らなかったりする話。家庭内感染は極めて防ぎ難い感染ですが、それでも有用な手段はあります。それは、「一人感染者が出たら、その人だけ隔離するのではなく全員バラバラに隔離を目指す」です。感染者Aが見つかった時点で、他の家族の構成員の誰かが感染している可能性は極めて高いです。が、同時に感染していない人がいる可能性もかなり高いです。が、誰が感染してて誰がしてないかは分からない。定性抗原検査は感度が低い(特異度も低い)ので両者の峻別はできません。よって「誰が誰からも感染しない」ためには「全員が全員に対して隔離」を目指のが良策です。一番よいのは、みんながホテルでバラバラに過ごす、ですが、これは多くの家庭にとっては現実的ではないでしょう。育児や介護が絡むと話はさらに困難になります。が、まずは「誰もが感染者あるいは非感染者」の原則に則って家庭内感染対策をするとマスクや手指消毒などでそれなりにリスクミティゲーションはできます。ここで失敗しがちなのは「一人感染者が見つかったらその人だけ隔離」なのです。これをやると五月雨式に感染者が見つかるたびに濃厚接触の再生産が連打し、自宅待機期間が延々と延びます。職場復帰という観点からも良策ではありません。なお、トイレなどの共有スペースについてはそんなに神経質になる必要はありません。換気と手指消毒だけでOKでして、部屋の消毒とか頑張ると疲れてしまいます。基本的にコロナは尻からは感染しません。便器からのエアロゾル云々もそんなに神経質になるポイントではありません。一定程度の時間的間隔があれば十分だと思います。

しかしその下に付いている返信の大半に呆れました。

・部屋数がある家はいいですけど、アパート(マンション)で4人家族とかだとどうすればいいですか。
私→自分でアレンジして考えようよ!

・家庭内ではマスクは息苦しい、ここは私の家だからしないという意見の方もいて、マスクの段階でつまづきがある。自閉症パニック障害、メンタル問題で先に進む困難がある。
私→家庭内の価値観は各家庭で話し合って解決するしか道はないじゃないですか。また自分の事じゃない例外事項を持ち出して実行困難だって言いたいわけ?それって何か生み出すわけ?岩田先生に何を言わせたいの?

・家族みんな感染して、私一人だけ無症状。対策せず、出来ないのが現実。
私→返信する内容じゃないでしょう。

マスク、消毒、換気で防げないからの現状、完全に接触を断つ、それ以外で防げるとは到底思えない、つまり諦めて受け入れるのが正解ではないでしょうか?
私の独り言→あなたがそうしたければそうすればよい。他の人に言うことじゃないですわよ。岩田先生は「こうしてみたら」って提案しているだけで、反対したいのなら「そんなことは無駄だと思う。みんな、諦めて受け入れましょうよ」と直接書き込んでください。そうするとあなたの返信のバカバカしさが自分でもよくわかりますよ。

・感染を受け入れるのが家族だと思います!
・未だそんな事言ってんの?現実見ろよ。
・いつも通り生活して誰にもうつらなかったです。

という具合でコメントするのもバカバカしい位。尤も誰もコメントして貰いたいとはおもっていないでしょうけど。読んですぐ脊髄反射的に頭に浮かんだ感情を文章にしてしまい、それが返信としてずらずらーっと岩田さんのツイートを読んでいる人に見えてしまうという現象です。
テレビに映ったタレントや専門家が言っていることにぶつぶつ呟くのと同じ感覚で返信をつけてしまう。
これがツイッターの欠点ですね。どんな返信であってもぞろぞろ出て来ちゃうところにあります。フォロー先のリツイートを非表示にすることはできるんですけど。

フォロー相手のプロフィール
→右上の3点マーク(メニュー)
→上から二番目の「リツイートを表示しない」
を押すことで、フォロー相手のリツイートをTL(タイムライン)に表示せず、ツイートだけを表示するようにできます

岩田先生は親切心で提案しているし、専門家の肩書表示付きだから内容には責任をもって書き込んでいます。それに追加の質問をすると、責任持った返信をしなくちゃならないという負荷をかけるからお金を払ってサービスを求めるべきです。書いてある内容の理解がおぼつかなくて補足確認の質問をしたいのならいいと思いますが。
返信いらないつぶやきはともかく、質問するなら、もうちょっと自分で考えようよ、と思いました。