ヒロユキ氏が、沖縄の座り込みを見にいって「人がいない、これは座り込みじゃないですね」といって炎上しました。ネットでバズっていると思ったらニュースにまで取り上げられちゃって、ヒロユキ氏の影響力出てますね。でも相手方が吐いた暴言をヒロユキ氏が言ったという酷い捻じ曲げはよくない。
拡散されている二次情報はことほどさようにいい加減。でももっと気を付けなければいけないのは、ヒロユキ氏の元youtubeなどを見て比べると分かるのですが、内容を善意も悪意もなく早合点又は誤解して理解して文句言っているコメントには注意しないとね。
特に彼のセリフは、忖度なしに思ったことを結論から言っちゃうから、そこだけ見ていると酷いことを言っているように見える。
今回の件も、最初は座り込みで抵抗している人たちに「工事用の車が出入りする時だけ来てやっているのなら、辞書的な意味では座り込みじゃないでしょ」と言ったことに対して、私も「反対派だって生活しなくちゃならないんだから、24時間やってなくてもいいよね。その運動自体をおちょくってるんじゃないの」と流石に運動自体の価値を文言通りの解釈で貶めようとするのはよくない、なんて考えていました。
でもよく考えてみると、以前は24時間交代で座り込んでいたけど、今は工事用車両が出入りする時だけ来て反対を叫んで道をふさいだりしている。
私は元々法律の趣旨をわざと無視して、文字通り解釈するふりをして屁理屈を並べて論破しようとする勢力は大嫌いですから、彼のいじりも同様、不快でした。
でも2,3日経って考えてみると、彼がそこまで考えていたかどうかわかりませんが、これだけ長い間座り込み活動をやっても何も相手を動かすことができていない。あまつさえ、当初24時間座り込みが工事用車両が出入りする時だけと後退している。だったら座り込みの意味も変質させられているにもかかわらず「座り込みやってます」と言い続けるのは、誰に対するアピールなの、と疑問が出てきておかしくない。
とすると「やっても効果がないことを愚直に続けるのは時間の無駄だよね。もっと作戦変えたらどう」と考えて別の行動に移ったらどうか。それをしないで一体誰に「座り込みやってます」と叫び続けているのかな。という意味でのおちょくり、批判、皮肉なのかなと思い直しました。
彼がそこまで見通して発言しているのかどうかわかりませんが、効果がないんだったらさっさと転進、というのは合理的思考だと思うし、目的が見えてこない活動を続けているだけなら思考停止で時間ももったいない。私もそう思います。
時間を犠牲にしてこれだけ続けている彼らをバカにするな、という反論も出ていましたが、それは現状打開できないのに思考停止して同じことを続けている無価値さに目をつぶって、しかも自分は時間を犠牲にせずに称揚して反対派に続けさせようと燃料をくべるだけ、反対派もそれに勢いづいてさらに思考停止を続けていくだけ、みたいな悲しい時間の浪費が続いていくだけなんじゃなかろうか、と今は思っています。